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vol.395 なぜ管理職が「データ分析超入門」を学ぶのか
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こんにちは。
ビジネス数学教育家の深沢真太郎です。
前回も情報掲載しておりましたがあらためて、
本年度より明治大学客員研究員を拝命いたしました。
ご挨拶とご説明はこちら。
教育機関とも連携し、ビジネス数学教育を発展させていきます。
もしこのメールセミナーにご参加の皆様で教育機関で講座やラーニングの開発をなさっている方がいたら、いつでも気軽にご相談ください。
生徒さんにとって有意義かつ面白い授業を一緒に考えていきましょう。
では今回の本題へ。
過日、マーケティング研究協会様のアレンジにより公開型の研修に登壇して参りました。
テーマは問題解決・仮説構築・課題発見という文脈でのデータ分析超入門。
概要をご確認したい方はこちらをどうぞ(終了している研修です)。
今回はいわゆる管理職の方もご参加いただいておりました。
本来このプログラムは若手~中堅を対象とし、彼らが現場の実務で活用するためのものです。
そのプログラムを管理職の方が学ぶ。
その意義について少し言語化してみます。
管理職の方はもちろんのこと、若手の皆様も参考になると思うのでぜひ。
まず大きな前提があります。
それは「データ活用はひとりではできない」ということです。
たとえばAという数値分析手法があったとします。
XさんはこのAを学び、職場でも活用してみたいと思っています。
一方、Xさんには上司のYさんがいます。
YさんはこのAを知りません。
さて、どんなことが起こるでしょうか。
実際にXさんがこのAを活用したとして、Yさんはその意味や目的、価値がわかっていません。
XさんがAを使って物事を報告したり説明したり…
もちろんYさんはその内容を理解できません。
むしろ逆にワケワカラン横文字を使って煙に巻こうとしているのでは?とマイナスの印象を持つかもしれません。
そうなんです。
これでは、Xさんのデータ活用という仕事はうまく進まないのです。
この当たり前の論理が、意外に皆様の現場では軽視されています。
「共有されていないノウハウ」は一人だけのものになります。
それではあくまで一人の仕事の仕方が変わっただけです。
成果が出たわけでも、売り上げが上がったわけでもありません。
たった一人の、「仕事の仕方」が変わっただけです。
成果を出す人、成果を出せる組織はこのことがわかっています。
そう考えたとき、若手~中堅を対象とした研修プログラムを体験するべき人は誰かが見えてきます。
若手~中堅は当然です。
しかしもっと大事なのは、そんな若手~中堅を使って成果を出す管理職層がそれを学び終えていることです。
あなたは、御社は、このポイントがしっかり押さえられているでしょうか。
そういう意味で、今回のデータ分析超入門に参加した管理職の皆様は素晴らしい方々だと(勝手に)思っています。
自分がデータ分析を学ぶということの他に、何か目的があるからのご参加だったはずです。
それはおそらく、組織全体への浸透や啓蒙という視点なのでしょう。
なにせ「超入門」ですからね。
弊社でもDX時代に適応するためのデータ活用プログラムをご用意しています。
いつでも気軽にご相談ください。
ではまた次回!
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【おまけ2】
2つお伝えしたいことが。
「AI時代の教育」について思うこと
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