vol.390　「理論や数式」どこまで理解すればいいの？

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こんにちは。

ビジネス数学教育家の深沢真太郎です。

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間もなく締め切ります！
弊社では今年も少人数制のゼミを開催。
週１回90分ずつ５講座を１ヶ月ちょっとの期間で仕上げる、短期戦です。
本気で学びたい方、仕事で成果が欲しい方、ぜひとも。

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https://business-mathematics.com/blog/archives/7477

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では本題へ。
ある大手企業の研修をお預かりしたときのこと。
いい質問をいただきました。
ご紹介しましょう。

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研修の中で登場した数学的なツール。

その背景にある数学理論はどこまで学べば良いのでしょうか？

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ビジネス数学はあくまでビジネス人のリテラシー教育であり極めて実践的なものです。
ある意味では厳密な数学理論は無視する側面もありますし、いわゆる教養を提供するものでもありません。
（教養を否定するものではなく、単に違うものだということですね）
したがい、私の提供する研修においてはほとんど数学理論を解説する場面はありません。
先述のご質問に対する私の答えはこのようなものでした。

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もし興味があって学びたいのでしたらぜひぜひ学んでみてください。

それは素晴らしいことです。

でももし興味がないのであれば、無理に学ぼうとする必要はありません。

なぜなら、ビジネスパーソンは成果を求められる人種です。

どれだけ博学でも、どれだけ知識人でも、お金を産まない人材は不要です。

厳しい言い方かもしれませんが、そういう世界です。

だからもし興味がないのであれば、逆にその「学ばないといけないのだろうか」という思想はむしろ「悪」です。

そんな時間があるなら、私の研修で学んだことをツールとして使い倒し、一刻も早く現場で成果をあげてください。

現場で評価されてください。

信頼を勝ち得てください。

給与やポジションを上げてください。

それがビジネス人の本当の欲求であろうと思います。

（日本人は控え目で本音を言わない人が多いですが）

この研修も会社が時間とお金を使って企画したものでしょう。

その最大の目的は、皆様が一刻も早く現場で成果を出すことです。

会社はボランティア団体ではありません。

それが本音です。

優先順位を間違えないようにしましょう。

ただ、もし興味があって学びたいのでしたらぜひぜひ学んでみてください。

それは素晴らしいことですし、数学分野の発展を願う人たちはきっと喜ぶと思います。

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さて、皆様はどのように感じたでしょうか。
これが私が公でよく申し上げる「ビジネス数学は理論ではない」という発言の理由でもあります。
理論でなければなんなのか。

ビジネス数学は思想です。

あなたが、あるいはあなたの属する企業がビジネス数学に興味を持っていただけるなら、ひとつ確認が必要です。
この思想とあなたの目的が一致しているかどうかの確認です。
もしあなたが純粋に数学理論を学びたいのであれば、数学を学んでください。
一方、ビジネスで手っ取り早く成果を出したいのであれば、ビジネス数学を学んでください。

過日、素晴らしい企業からオファーをいただき、研修を提供してきました。
おそらくこの「思想」をご理解いただいているからこそのご縁であったと思います。
私自身もとても刺激的な機会となりました。
また追ってレポートしようと思っています。

理論ではなく思想。
今日はそんなお話でした。
本日の内容は動画でも公開しています。
こちらもぜひ。

★「理論や数式」どこまで理解すればいいの？～ビジネス数学・基本思想～