vol.408 なぜあの人は成果が出るのか?「盗む思考」と「異常値思考」のススメ
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こんにちは。ビジネス数学教育家の深沢真太郎です。
研修シーズン真っ只中。
全国を汗だくで飛び回っております(笑)
もちろんありがたいことで。
皆さん、ぜひ研修のご導入を検討ください。
喜んで、汗だくで、参上いたします(汗)
さて、今日は2つの思考法について簡単に触れたいと思います。
「盗む思考」と「異常値思考」のふたつ。
いずれもビジネスで成果が出るために必須の技術です。
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まずは「盗む思考」について。
たとえばあなたが野球選手の大谷翔平さんが実践していることを聞いたとします。
あなたの受け止めは次のどちらでしょうか。
A 野球選手の話だから自分には関係ない(参考にならない)
B その話のある部分は自分の仕事にも当てはまるので参考になる
ビジネスパーソンとして成果が出るのはもちろん後者です。
ではこのAとBの違いはなんでしょうか。
答えは物事を構造で捉える思考ができるかどうかです。
確かに大谷選手は野球の話をするでしょう。
表面的には、あなたの仕事とは関係ないことを話しているはずです。
しかしそれは「具体」の話であり、抽象度を上げて「抽象」の形にすると、あなたの仕事にも同じ構造が存在することに気づくはずです。
その同じ構造の部分のみ抜き取り適用させることができれば(盗むことができれば)…
大谷選手の話は、あなたにとってとてつもなく大きなヒントになるはずで。
なにせ、大谷選手ですから(!)
異業種、他業界、他人、、、、
うまく盗むことができる人は、みんなこの思考法が身についています。
そして「具体→抽象」とはまさに数学的思考に他なりません。
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次に「異常値思考」について。
シンプルに言えば、成果を出す人は正常値よりも異常値に注目するということです。
たとえば優秀なマーケターは想定している人に売れていることには興味を持ちません。
なぜなら、想定している通り(つまり正常)だからです。
実は異常値、つまり想定していない人に売れていることに注目し、それを面白がります。
「これは面白い」「なんでだろう」「何かヒントが隠れているかも」
そんな思考でここを深掘りし、“お宝”を発見していきます。
お気づきかもしれませんが、このような視点はデータ分析でも必要です。
優秀なアナリストは異常値に注目し、そこに焦点を当てたり、その値を除外して分析しようとするものです。
異常値が悪さをすることもあれば、お宝に変わることもあることを知っているのでしょう。
これもまたビジネス数学の領域に入る話といえます。
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いかがでしたでしょうか。
2つの思考法を簡単にエッセンスでご紹介しましたが、私の提唱するビジネス数学と極めて親和性が高いことも伝わったはずです。
詳しくは動画でまとめています。
この後、ぜひとも、たっぷり、お楽しみください。
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