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vol.398 入社1年目に損益分岐点分析を教える本当の理由
こんにちは。
ビジネス数学教育家の深沢真太郎です。
まずはイベントのご案内。
以前にもご案内したこちらのイベント。
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本日のテーマは「入社1年目に損益分岐点分析を教える本当の理由」です。
前回の内容も入社1年目というキーワードで展開しましたが、その内容は「全てのビジネスパーソンに必要なもの」だったかと。
今回もまさにそんな内容です。
ぜひとも。
私は企業研修の現場で、入社1年目にも損益分岐点分析を教えています。
これについて、ビジネス経験のある方ならきっとある疑問を持つことでしょう。
>「入社1年目で損益分岐点分析なんてやるか?」
そうなんです。
そして私の答えはこうです。
>「おそらくやらないと思います」
会社の利益や損失に関する分析。
マネジメント層や経営者は当然ながら知っているものでしょう。
しかし入社1年目でそれが武器になるかというと…
ではなぜわざわざ教えるのか。
もちろん理由があるのです。
結論から申し上げますと、私は損益分岐点分析を教えることを目的にしていません。
損益分岐点分析という素材を通じて、物事を数学的に捉える思考がいかに重要であるかを教えているのです。
ご存知の方も多いと思いますが、損益分析点は売上・変動費・固定費の関係を数学的に捉えることによって導くことができます。
単に求める公式を覚えることに意味はありません。
複数の要素の関係を数学的に捉えることで導くものです。
ここで重要なのは「複数の要素の関係を数学的に捉えること」です。
そういう視点や発想がないビジネスパーソンはどうなるか。
例えば売上と広告費の関係を科学しようという発想が持てません。
例えば従業員数と営業利益の関係を科学しようとする発想が持てません。
もっと言うなら、成果(X)を出すためには何(Y)を増やせば良いかという発想すら持てないということなのです。
これは入社1年目にしっかり教えてあげた方がいいことではないでしょうか。
そして全てのビジネスパーソンが持っていないといけない感覚ではないでしょうか。
数学とは関係の科学です。
ゆえにビジネス数学は関係を科学する思考を仕事で使うことに他なりません。
多くの企業がビジネス数学を人材育成のコンテンツとして使う理由がここにあるのです。
翻って、このメールセミナーにご参加の皆様はいかがでしょうか。
自分の仕事で起こる事象や手元にあるデータを、数学的な構造で捉える感覚が備わっているでしょうか。
備わっていれば、このさき様々な分析手法を学んだとき、その「意味」がまさに感覚的にスッと理解できるでしょう。
この感覚がないのにいくらビジネス書を読み漁っても、ビジネスセミナーに参加しても、理解に深みが生まれません。
このメールセミナーにご参加の皆様であれば、そのことを実感されている方が少なくないのではないでしょうか。
損益分岐点分析を知っているかどうか、使っているかどうか、は重要ではないのです。
今回の内容を深める意味では、私のこちらの著書が参考になると思います。
まだ読まれていない方はぜひとも。
『徹底的に数字で考える』(フォレスト出版)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4866800739/
今回の内容は動画でも公開しています。
ぜひとも。
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★入社1年目に損益分岐点分析を教える本当の理由【ビジネス数学・数学的思考】
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引き続き悩めるビジネスパーソンや変わることを求められる企業を応援していきます。
ではまた次回。
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本年度より明治大学客員研究員を拝命しております。
構造化思考〜明治大学・社会人講座DAY1〜
https://business-mathematics.com/blog/archives/7604
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イベントのお知らせ:教える人」のためのメンタルとスキル
https://note.com/business_math/n/n8feda2f64695
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そのほか累計25万部突破!深沢真太郎・著書一覧
★深沢真太郎・メディア出演
【bizplay】数字が苦手でも正しく数字を読めるようになる「問い」のメソッド
【日経BP】最適解を出すために必要なこと 深沢真太郎×中島将貴
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【Dig Talk】インタビュー:人を導く思考 「考える」ために必要なたった一つのこと
【Dig Talk】インタビュー:人を導く思考 ゴールへの最短距離に自分を導く
@shinchan0922
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