私がマネジメントするビジネス数学インストラクター制度。
本日は認定講師による小規模の勉強会を開催。
意欲ある先生に向けて情報提供をしました。
今回のテーマはこちら。
いろんなBMIの先生とお話をしていると、分野や階層は違えど共通する課題があることが見えてきます。
>仕事で数字に対する意識がなく困っている。
>その意識を高めて欲しいがどうアプローチしたら良いものか。
たとえば
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BMIの皆さんから漏れてくるこれらの言葉は、すべて同じ構造をしていると言えます。そこでどんなアプローチが考えられるのかを考える機会を提供。第5期生であり多摩大学の講義なども担当いただいている山﨑智子先生にスピーカーをお願いしました。先生のプロフィールはこちら。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=2
以下は個人的な整理です。
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人は自分ごとにならないと納得しない。
そのためのアプローチは、「質問」を使うことにある。
結果、「気づかせる」ことができる。
「数字は大事だ!」と伝えることは正論をぶつけるだけの左脳的な手法。
しかしこれではうまくいかない。
質問を使いながら気づかせるのが右脳的な手法。
うまくやっている人は、みんな後者の手法を選択している。
「質問の作り方」「自分ごとにさせるコツ」などは細かいテクニックがある。
しっかり学んで身につけて欲しい。
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私自身もいい機会だったと思います。
どの角度から論じても、大事なことはやっぱり同じ。
山﨑先生にも感謝です。
次の3つがこの日の個人的なハイライトであり、本質的なエッセンスと感じたものです。BMIメンバーにはぜひ体内に入れて欲しいかな。
それから、山﨑先生の話を聴講しながら、彼女が活躍している理由がわかった気がしました。私にとってはこれも非常に印象的でした。
彼女は、とても楽しそうにセミナーをする
この記事を読む方は「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、これはとても重要なことです。とにかく笑顔で、とにかく明るく、快活なトーンで場を作る。人にモノを指導するなら、どんなスキルよりも大事なことです。
「数字は大事だ」
そう伝えたい指導者には想いがあります。とても尊い想いです。私のマネジメントするBMIのメンバーたちはほぼ全員がその想いを(温度や方向の違いこそあれ)持っています。
しかしそれは逆に、その指導者に使命感や時に悲壮感を漂わせることに繋がります。実際、お話をしている姿を見て「楽しそうじゃない」講師がいます。笑顔じゃない講師がいます。
ただでさえお堅いテーマ(笑)にもかかわらず、講師が眉間に皺を寄せながら、必死に「正論」を訴えかける授業を、あなたは受け容れたいと思うでしょうか。
ビジネス数学に限らず、講師を目指す人(やっている人)はどうか一度、自分がセミナーをしている姿を映像などで見て欲しいと思います。客観的に見て、学習者目線で見て、あなたは笑顔でしょうか。楽しそうでしょうか。これは私も戒めたいところです。つい忘れてしまうことだから。
私はビジネス数学インストラクター(BMI)の認定を数学能力やこれまでのキャリアや学歴などで決めていません。ほぼその方の人間性だけで決めています。そのことが間違っていない確信はずっとありましたが、この日の山﨑先生の姿を見て、改めて確信しました。そのことにも感謝ですね。ちなみに山﨑先生はこの制度をスタートして初の認定者でもあります。
ビジネス数学インストラクターは第16期がまもなくスタートします。「数字は大事だよ」と誰かに伝えたい人は、ぜひ仲間になってください。あなたの指導を必要としている人は、世界のどこかに必ずいます。
http://www.business-mathematics.or.jp/
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