この記事の概要はこちらの動画にまとめています。動画(音声)派の方はこちらをどうぞ。
「頭がよくなりたい」すべてのひとへ 〜知識ゼロからのフェルミ推定入門(宝島社)〜
では本題。
いきなりですが質問です。
あなたは今よりも頭が良くなりたいですか?
「別に…」という方は失礼しました。しかし、声には出さなくとも心の中でそっと「もちろん」と呟いた方は、ぜひ今回の情報はキャッチしていただきたいと思います。
監修としてお手伝いさせていただいた書籍が10月26日に宝島社から発売になります。著者ではないのですべてに関わった本ではありませんが、ぜひとも書店で手に取ってみてください。
「日本にコンビニはいくつある?」の問いに推論で答えを導く思考技術
知識ゼロからのフェルミ推定入門
https://www.amazon.co.jp/dp/4299035615/
私は監修者として本書のプロジェクトチームに入り、全体の構成や問題のレベル感などをアドヴァイスをさせていただきました。細部は出版社側の制作チームが担当しておりますので私は関与しておりません。
また問題作成においてはビジネス数学インストラクター(BMI)の中から数名の講師にご協力をいただきました。こちらについては最後に少しだけご紹介をさせてください。
では少しだけ、本書のコンセプトや特徴についてお伝えすることにします。
まず極めてシンプルな問いから。
人間は本を読んだだけで頭が良くなると思いますか?
いかがでしょう。おそらくほとんどの方が「NO」と答えるはずです。もちろん私もそうです。本を読んだだけで人間の身体が変わることはまずありません。ではどうすれば人間の身体に変化が生まれるか。今よりも頭が良くなるか。そうです。
トレーニング(訓練)が必要だ。
誰でも知っている真理でしょう。しかし実際にそのトレーニングを(本当に)やる人はどれくらいいるでしょうか。思考力を鍛えたい。もっと問題解決力を高めたい。みなさん口ではそうおっしゃいます。しかし実際にはなかなか難しい。その理由は2つあります。
①学習ツールが「訓練」の機能になっていない
例えばフェルミ推定をテーマとした書籍。数多く出版されており、頭を良くするための学習ツールとして使うことができるかもしれません。しかしその書籍が単なる「読み物」であった場合、その読書は「訓練」とは程遠いものになるでしょう。一般論として、物事を理解することとそれが実践できることは雲泥の差です。後者を目指すなら、「訓練」の機能が備わった学習ツールを使わなければなりません。
②学習するメンタリティになりにくい
一般的に「訓練」は楽しくありません。キツいこと、めんどくさいこともあるでしょう。そもそも根本的な話として、「訓練」はどうしても避けられるのです。さらに、「○○思考」「○○推定」といったテーマはそれが得意な人は楽しく前向きに学習することができますが、苦手意識や嫌悪感を持った人はとことん遠ざけてしまう傾向があります。得意な人はとても得意。しかし苦手な人は絶望的に苦手。二極化してしまう分野と言えます。
ではこの2つをクリアし、かつ誰でも今から「頭が良くなるためのトレーニング」ができるような学習ツールとはどんなものになるでしょう。答えは明らかです。
・単なる「読み物」ではなく「トレーニングツール」であること
・苦手意識や嫌悪感を忘れてしまうほど楽しく気軽に取り組めること
・「これ以上の入門書は作れない」と断言できること
実はこの3つを兼ね備えたものが、まさに今回の書籍になります。特に強調したいのはこの部分です。
「これ以上の入門書は作れない」と断言できること
本書のテーマは「フェルミ推定入門」です。監修者としてはまさに「これ以上の入門書は作れない」と断言できるほど優しく、易しい内容になっていると感じています。そういう意味では、少しこのようなテーマが得意な方、知っている方にとっては物足りない内容になっていることも確かでしょう。
しかし制作チームの皆様とも相談し、今回は徹底的に“そっち”に振り切った内容にすることにしました。おそらくこれまでフェルミ推定に関する書籍を読んでいた方々とは違う層が読者対象になるでしょう。
「フェルミ推定? なにそれ美味しいの?」
「そういう頭いい人系(?)の本はまず読まないなぁ」
「でも…やっぱりそういう頭脳明晰な感じの人に少し憧れもあるのよね」
・・・・・・・
そんな方のための1冊だと思います。もしかしたら大人だけではなく、子どもたちの思考訓練にも役立つコンテンツかもしれません。実際、人間のリテラシーというものは幼い頃や学生時代に養われる(言い換えればそこで決まってしまう)ものです。中学生や高校生、いやもしかしたら小学生でも十分に学ぶことができるかもしれません。イラストもたくさん使われて、大きい文字で文章も少ない作りになっています。ぜひ学校で教育に従事されている先生方が本書を使って「特別授業」などしていただけたらどれだけ良いだろうとも思います。
詳しいコンセプトや構成などはぜひ書店でページをめくってみてください。「はじめに」と「おわりに」だけでもお読みいただけると幸いです。私から読者となる皆様へのメッセージが綴られています。もちろんその内容に賛同いただけるなら、ぜひお求めいただきたく存じます。
そして。
書籍の「おわりに」でも監修協力者として記名がございますが、ここでもあらためてお名前をご紹介しておきます。今回の書籍が完成できたのは紛れもなく彼らの貢献によるものであり、私としてもとても誇らしく思います。
監修協力(ビジネス数学インストラクター)
大沼宏和さん。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=19
依田朗裕さん。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=14
村本麗子さん。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=28
三澤有祐美さん。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=9
中嶋佳乃子さん。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=23
牧野智宏さん。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=29
養父淳悟さん。
https://business-mathematics.com/instructor/detail.php?instructor=17
ビジネス数学を広めようとするその姿勢に敬意を表します。これからもますます活躍して欲しいと思います。
最後に、あらためて冒頭の質問を。
あなたは今よりも頭が良くなりたいですか?
「別に…」という方は失礼しました。しかし、声には出さなくとも心の中でそっと「もちろん」と呟いた方は、ぜひ今回の書籍はチェックしてみてください。まだ諦めてはいけません。私が始めたビジネス数学という教育は、そんな皆様のためにあります。
本書が誰かの「きっかけ」や「ヒント」になることを期待しています。
「日本にコンビニはいくつある?」の問いに推論で答えを導く思考技術
知識ゼロからのフェルミ推定入門
https://www.amazon.co.jp/dp/4299035615/
【無料ニュースレター】
「数字に強い人材・組織を作る方法」
具体的なスキルアップ法や研修事例など様々なノウハウをお届け
ニュースレター内で弊社サービスに関する資料が無料でダウンロード可能
ビジネス数学について詳しく知りたい方は必読
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
→ ご登録はこちら
★ビジネス数学アカデミア〜数字に強いビジネスパーソン養成塾 第3期募集開始!
詳細は → https://business-mathematics.com/seminar/73
★ビジネス数学インストラクター養成講座 第16期募集開始!
無料説明会、詳細は → http://www.business-
★ビジネス教育大学 第2期募集開始!
無料説明会、詳細は → http://univ-business-edu.com
@shinchan0922
ゆるく、ときに鋭く、個人的な発信をありのままに。
気軽にフォローして追いかけてください。