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vol.404 「数字で示せない人」を苦しめる3つのデメリット
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こんにちは。ビジネス数学教育家の深沢真太郎です。
ある方から「面白い記事。読んで深沢さんを思い出しました」とご連絡をいただきました。
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大谷翔平とダルビッシュが異口同音に「合っているかどうかの確認です」
“超一流メジャーのデータ活用術”をWBC侍スタッフ星川太輔が見た
https://number.bunshun.jp/articles/-/857833
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地味に(いや派手に)嬉しいし光栄ですね。確かに私の指導するデータ活用とはまさにこのこと。データの奴隷となっている選手たちとの違い。皆様もぜひ読んでみてください。あ、できれば私のこのメールセミナーを読み終えてからで(笑)
では本題へ。
数会話。私のことをご存知の方はこのフレーズをこれまで何度も聞いた(読んだ)はずです。数字で会話するから数会話。私の造語ですが、多くの企業がこのフレーズを共通言語にし、組織改革を行なっています。あらためて、手前味噌ですが、パワフルなワードだと思っています。
たかが言葉。されど言葉。あなたの会社でもぜひ流行らせてください。
さて今日は数会話をしないことのデメリットを整理してみようと思います。これまではメリットの方を強調して語ってきたようにも思いますが、実はデメリットの方が伝わることもあります。行動経済学でもあるように、人間は得られるものより失うものの方を大きく感じる性質があります。さっそく整理しましょう。
★協力が得られない
★仕事が終わらない
★評価が得られない
少し解説をしてみましょう。あなたが同僚に協力して欲しいことがあるとします。絶対に必要なのは、協力して欲しい理由を説明することです。しかしその理由を数字で示せないと…(困)
数会話ができないということは、「どれくらい」を約束せずに仕事をすることになります。「どれくらい」を約束しないということは、その仕事のゴールが明確でないことを意味します。つまり何をもってその仕事が終わるかが誰もわかりません。(困)
数字で示せないと、あなたが頑張ったことが伝わりません。生産性がアップしたことや業務改善できたこともまったく伝わりません。あなたは永遠に評価されません。(困)
仕事をしている者にとって、この3つはとても困ることです。そしてとても苦しいことでもあると思います。実はこの3つはある(私の著書ではない)ビジネス書で紹介されていたものです。良書でありあなたにもぜひ読んでいただきたいと思っております。最後に詳しくご紹介しますね。
加えて私はあとひとつ、4つ目のデメリットがあることも付け足したいと思っています。
★信頼されない
数会話していない人はビジネスシーンにおいて信頼されません。例えばあなたの職場にファクトをベースにして話さない人はいませんか。もしあなたがそんな人のテキトーな話を信じてしまい、仕事で大きな間違いを犯してしまったとしたら…これが数会話をしないことで失うものです。
そして私たちビジネスパーソンにとって信頼はもっとも重要なものではないでしょうか。
ビジネススキル?
学歴?
容姿?
雑談力?
そんなものとは比べ物にならないほど、「信頼」とはこの世界で生きていくために大切なものです。
信頼されない。これは途轍もない恐怖です。いかがでしょうか。人間は得られるものより失うものの方を大きく感じる性質があります。数会話のメリットより、デメリットの方が実感を伴うビジネスパーソンも多いかもしれません。
今回の内容はある書籍の紹介とともに、動画でより実践的な内容をお話をしています。今後も皆様に役立つと思われるコンテンツは積極的にご紹介してまいります。ぜひとも!
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数字で示せ(定居美徳/すばる舎)〜【ビジネス数学・推薦図書】
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引き続き、頑張るビジネスパーソンと変わろうとしている企業を応援していきます。
ではまた次回。
【おまけ1】
ちょっとしたヒストリー。
「単なる数字遊び」と酷評された日の話
https://note.com/business_math/n/n94fc9b08d859
【おまけ2】
人財育成家・飯山晄朗さんと共同でイベントを開催します。
イベントのお知らせ:教える人」のためのメンタルとスキルhttps://note.com/business_math/n/n8feda2f64695
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数字にだまされない本 (日経ビジネス人文庫)
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そのほか累計25万部突破!深沢真太郎・著書一覧
★深沢真太郎・メディア出演
【bizplay】数字が苦手でも正しく数字を読めるようになる「問い」のメソッド
【日経BP】最適解を出すために必要なこと 深沢真太郎×中島将貴
【日本経営合理化協会】数字に強くなる3ポイント|数字に強い組織のつくり方、人の育て方《深沢真太郎》
【Dig Talk】インタビュー:人を導く思考 「考える」ために必要なたった一つのこと
【Dig Talk】インタビュー:人を導く思考 ゴールへの最短距離に自分を導く
@shinchan0922
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