vol.397　プロは入社１年目に「数字」の何を教えているか

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。

ビジネス数学教育家の深沢真太郎です。

世の中はゴールデンウィークが明け、今日からお仕事という方もたくさんいるのではないでしょうか。たっぷり充電された皆様をさらに応援できるよう、今回は短くも本質をお届けしたいと思っています。

今回のキーワードは「入社１年目」です。だからといって１年目向けの内容というわけではありません。むしろすべてのビジネスパーソンに聞いて欲しい話でもあります。

思い出してみてください。

あなたもビジネスパーソンなら、入社１年目に新人研修に参加したことがあるのではないでしょうか。そしてそこで学んだ内容は、その当時は実にくだらないと心の中で思っていたとしても、今になって思うとビジネス人として極めて大事な基礎だったのではないでしょうか。けっきょくいま成果を出している人、周囲から愛され、上司から信頼され、活躍している人は、今でもその基本に忠実な人ではないでしょうか。（もちろんあなたはそのひとりのはずです）

私は先月、入社１年目向けの数字力強化研修にいくつか登壇しました。４月。入社１年目。おそらくあなたはいま「深沢さんはとても基本的なことを教えているのだろう」と思ったはずです。

まだ現場をまったく知らない新人に難しいことを教えても仕方がありません。理解はできても、納得できないことがほとんどです。「とても基本的なことを教えているのだろう」という想像は概ねその通りです。しかしその内容は、もしかしたらあなたの想像とは全く違うものかもしれません。

今回のメールセミナーのタイトルを思い出しましょう。

————————

プロは入社１年目に「数字」の何を教えているか

————————

よく読んでみると、少し違和感を持つ方もいるのではないでしょうか。

「数字」の何を教えているか。

「数字」の何、とは？

「数字」の知識？

「数字」の哲学？

「数字」の魅力？

「数字」の歴史？

・・・・・・

実はここがとても重要なポイントです。私は入社１年目に「数字」の定義を教えています。知識ではありません。哲学などどうでもいいと思っています。魅力があるかどうかは私ではなく新入社員たちがいずれ評価することです。歴史を学ぶことは大切ですが、私の登壇する企業研修は数学の授業ではありません。

なぜ「数字」の定義を教えているか。

定義を間違えていると、すべて間違うからです。

定義を間違えていると、どれだけ努力してもすべて的外れの努力になってしまいます。

この重要性に気づいた企業さんは統計学や財務会計などの研修ではなく、弊社のコンテンツを使った研修や教育の相談をしていただいています。いくつか大手企業さんは私の造語である「数会話」を社内の公用語にし、組織変革にチャレンジしています。ここに気づけるかどうかが分かれ目です。

私は10年以上このテーマに特化して価値を提供してきました。そんな私（生意気な言い方ですいません_笑）が断言します。入社１年目に教えるべきことは、たった１つしかありません。そして入社１年目に教えるべきこととは、全てのビジネスパーソンが知っていないといけないことでもあります。なぜなら、入社１年目の４月に教えることだからです。

今回の内容は動画でも公開しています。ぜひとも。

————————

★プロは入社１年目に「数字」の何を教えているか【ビジネス数学・データ活用】