トップ > 【特別映像】「頭のいい人の話し方」を科学してみた　〜『「数学的」話し方トレーニング』出版記念〜

こんにちは。
今回のメッセージはシンプルです。

日常やビジネスでのコミュニケーションに「わかりやすい」や「なるほど」が欲しい方は、「数学的」に話してみてください。
きっと新しい景色が見えるはずです。

今から（もしかしたら）少しばかり新しいことを世の中にお伝えするのかもしれません。
よろしければお付き合いください。
ひとつの問いから始めましょう。

あなたはビジネスシーンでどんな話し方をしているでしょうか。

話す。
毎日する行為のはずですが、私たちは意外と自分の話し方を形容することをしないものです。

もちろんどんな話し方でもいいと思います。
あなたらしい、あなたが欲しい結果が得られる話し方でいいと思います。
しかし、もしそこに物足りなさや課題を感じている方は、私の新刊本を絶対に（！）読んでいただきたいと思っています。

2022年12月16日発売、自身30冊目となる新刊本のご紹介です。

説明がうまい人はやっている

「数学的」話し方トレーニング

説得力が飛躍的にアップする28問

PHPビジネス新書

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あなたはビジネスシーンにおいて、「数学的」に話しているでしょうか。

ここで重要なのは、

「数学的」に話す ≠ 「数字」で話す

ということです。

すでに私はこれまでの著作や多くのビジネス研修で「数会話」を提唱し広めてまいりました。
ご存じない方がいるといけませんので念のため説明しますが、「数会話」とは文字通り数字で会話することであり、これは私の造語です。
「英会話」よりもずっと世界中で伝わる数会話を身につけることが、ビジネスにおいて極めて強力な武器になります。
成果が出せるビジネスパーソンや企業はほぼ例外なく、みんなこの「数会話」が上手です。
本当に、とても大切な概念です。

しかし今回の新刊本は「数会話」とは全く違うカタチのコミュニケーション術を提案するものになります。
少しでも興味を持っていただくために、ほんの少しだけこの書籍の内容に踏み込んでみたいと思います。

ここで重要な問いです。

「数学的」に話す。

この１行を見て、あなたは次のどの印象を持ったでしょうか。

答えとして考えられるものは３種類あるでしょうか。

A 「ああなるほど、わかるよ、確かに重要だねそれ」

B 「ちょっとピンとこない…」

C「なに言ってんだよw 意味不明ww 数学と話し方が関係するなんてこじつけもいいところ」

Aの印象を持った方。
素晴らしいですね。
数学がもたらすものが何かをよく知っている方です。
そして「数学的」な話し方がいかにビジネスコミュニケーションに効くかもわかっていることでしょう。
ぜひ本書の内容を職場の部下やプライベートの友人あるいはご家族にもシェアしてください。
お願いします。

続いてBの印象を持った方。
本書はまさにあなたのための１冊です。
想像ですが、おそらくあなたは学生時代やこれまでの人生において数学というものをほんの少しだけ誤解なさっている方かも知れません。
あるいは不幸なことに数学というものに正しく触れることができなかった方かもしれません。
もちろんそれはあなたが悪いわけではありません。
もしかしたら本書はあなたの「数学」に対する認識やイメージが180度変わる可能性があります。
もちろんビジネスコミュニケーションに対する認識やイメージも変わります。
もしそのような文脈で課題や悩みをお持ちであれば、ぜひ読んでみてください。

最後にCの印象を持った方。
個人的には少しばかり残念な感想というのが正直なところです。
残念ながら本書の読者ではない方かもしれません。
それでも何かお伝えすることがあるとするなら、数学を数学のまま終えるのではなく、数学を数学的に変換する発想を持ってみてはいかがでしょう。
世界が変わります。
世の中のいろんな物事が、違ったものに見えてくるかもしれませんよ。

立派な数学者の中にも、「数学とは言語である」とおっしゃる方がいます。
まさに、その通りだと思います。
言語とは言葉のことであり、人間社会において言葉を使うとはコミュニケーションのことに他なりません。

そしてそのコミュニケーションとは多くの場合、そして重要な場面であればあるほど、人間同士が対面で話すことで行われるものではないでしょうか。

「数学とは言語である」

数学というものを数と論理だけの抽象的な世界から外に持ち出し、数学的な概念に変換する作業を行ったとき、私たち人間にとって「役立つもの」が生まれる時があります。
それが私の提唱するビジネス数学のひとつの役割であり、数学的に考える、数学的に話す、数学的に生きる、といった概念を誕生させてくれました。もっと多くの人が、数学的になって欲しいと願います。

・・・ちょっとめんどくさい文脈になってしまったかもしれません（笑）