某企業・新任リーダー研修　数字を使ったコミュニケーション術

昨今は書籍の話が多いですが、しっかり本業の研修や講義もしております。

先日は某企業の新任リーダー研修。

9:00〜17:30までの終日オンライン。

オンラインにしてはかなりの長丁場。

 

 

 

 

 

 

 

 

こまめな休憩や（わざと）雑談を入れたりしながら、無事に終了しています。

ご参加の皆様のご理解とご協力あってのこと。

心から感謝申し上げます。

 

さてハイライトをひとつ挙げるなら、研修後の参加者からの質問でしょうか。

 

たくさんの方がオンライン画面上で（ある意味）行列を作ってお待ちいただく形。

お一人ずつ、短い時間で簡潔に答えていきました。

印象に残ったご質問がこれ。

 

「若手の部下がまったくやる気を出してくれない。どうしたら良いか？」

 

・・・私の専門外です（笑）

でも、専門外のことをご質問してくださるということは何を意味するか。

２つあります。

 

・専門家ではない人に質問したいほど、本人にとって悩んでいること

・質問者が研修を通じて「この先生ならヒントがもらえるかもしれない」と思ったこと

 

私のような教育者は、後者を重要視します。

大事なことですよね。

いい講師とは、「この人なら何かヒントがもらえるかもしれない」と感じさせる力がある人です。

特にビジネス数学インストラクターにはそこを目指して欲しいなと思っています。

 

件のご質問。

専門外ではありますが、私なりの考えをお伝えしました。

その説明と提案には、数字を使いました。

とても勉強になったと喜んでくれました。

よかった。

 

数字は主役ではなく、あくまでも脇役。

意外なところでサラリと使う。

それくらいの塩梅が、心地よいのではないでしょうか。

 

いい研修でした。

ありがとうございます。

 

 

 

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