ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
「数学は大嫌いでしたねぇ」
私はそういうビジネスパーソンとたくさんお会いする立場です。
もしかしたら日本でもっともビジネスパーソンからこのセリフを聞く人間かもしれません。
思うこと。
数学教育と、企業の人材教育は同じです。
たとえば、私は大学で講義をします。
どんなにつまらなそうにしている学生でも、
基本的な問題を与え、それが解けるととても嬉しそうにします。
子供や学生を数学嫌いにさせないヒントは、ここにあります。
数学の教育者の皆さん。
申し訳ないですが、数式の美しさを語るより前に、
目の前の相手に小さな成功体験をたくさんさせてあげてください。
それが仕事でしょう。
一方、企業の人材教育。
どんなにつまらなそうにしている従業員でも、
基本的な仕事を与え、それで成果が出ればとても嬉しそうにします。
従業員を腐らせないヒントは、ここにあります。
経営者や人事担当の皆さん。
申し訳ないですが、企業の理念や感情論を声高に語るより前に、
目の前の従業員に小さな成功体験をたくさんさせてあげてください。
それが仕事でしょう。
だから、数学教育と企業の人材教育は同じである。
以上、証明終わり。
Mail Magazine (powerd by まぐまぐ)
初月無料! 540円(月額)
毎月 第2火曜日・第4火曜日(年末年始を除く)予定
MOVIE ・WEB-TV ・SNS
小説「論理ガール」の世界
深沢真太郎・プロフィール映像
Twitter・Facebook-Page