そこで問い。
Q データを駆使すれば人を説得できるか。
私の(特にこの類の)研修にご参加いただく方に多い先入観があります。それは「データ分析などを行い、数字を駆使して上司や部下を説得する術を学ぶものだと思っていた」という先入観です。「データ=ファクト=説得力」という公式が頭の中にあるのはよく理解できます。しかしこの公式を真っ向から否定するのが私のプログラム。我ながら、ビジネス数学とはすごいコンテンツだと思います(笑)
ビジネスパーソンの方々にこんな問いをすることがあります。
Q 正論で人は動くと思いますか?
これまで100%、ビジネスパーソンは「NO」とお答えになります。私もそう思います。正論で人は動きません。正論の「正」は正しいと書きます。ビジネスにおいて数字はこれ以上ないほど正しい情報(言語)です。正論の「論」は論理的という意味も含むでしょうか。いわゆるロジカルに伝えるということです。
つまり、正論で人は動かないということは、データを活用しながらロジカルに論じても人は説得できないということを意味します。ビジネスにおいて、データの力なんて微々たるもの。あまりに無力なのです。
これを認めることができた人だけが、扉の向こう側に行くことができます。実はいわゆる理系出身者や研究分野、システムエンジニアや技術系の方々がここでとても苦労します。どうしても数字ベースのしっかりしたロジックを「正」とする慣習の中で生きてきたからです。
今日は東京商工会議所さん主催の公開型研修に登壇。まさにそんな内容だったと思います。
人を動かす「数字」を使った伝え方
ラスト10分は感動的でした、とご感想。いつものことながらありがとう。This is ビジネス数学な内容だったね。ご参加の皆さまに心から感謝。明日からまたビジネス頑張りましょう!
そういえば、研修後に参加者から私のヒストリーについてご質問が。それを他の参加者が黙って聞いている。私の話なんて興味あるんだろうかと思いつつ、意外とみんな真剣に聞いている。なんだか面白い空間でした(汗&笑)。
文系・理系というカテゴライズは嫌いですが、伝わるので使います。いわゆる理系の人ほど、ぜひ弊社のプログラムを学んでみて欲しいと思います。発想が180度変わるかもしれません。
【無料ニュースレター】
「数字に強い人材・組織を作る方法」
具体的なスキルアップ法や研修事例など様々なノウハウをお届け
ニュースレター内で弊社サービスに関する資料が無料でダウンロード可能
ビジネス数学について詳しく知りたい方は必読
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
→ ご登録はこちら
★教育・人材育成・組織開発でお悩みの方
人事・育成担当者向け:数字に強い人材・組織を作る方法 〜事例と正しいアプローチ法〜
入社1年目からの数字力強化プログラム(新入社員〜若手)
管理職1年目からの数値化マネジメント(管理職候補〜管理職)
各種セミナー
★インストラクター・指導者を目指す方
ビジネス数学インストラクター養成講座 第16期募集開始!
ビジネス教育大学 第2期募集開始!
★深沢真太郎・著書(近刊本)
「数学的」話し方トレーニング 説得力が飛躍的にアップする28問 (PHPビジネス新書)
数字にだまされない本 (日経ビジネス人文庫)
あらゆる悩みを自分で解決!因数分解思考(あさ出版)
そのほか累計25万部突破!深沢真太郎・著書一覧
★深沢真太郎・メディア出演
【bizplay】数字が苦手でも正しく数字を読めるようになる「問い」のメソッド
【日経BP】最適解を出すために必要なこと 深沢真太郎×中島将貴
【日本経営合理化協会】数字に強くなる3ポイント|数字に強い組織のつくり方、人の育て方《深沢真太郎》
【Dig Talk】インタビュー:人を導く思考 「考える」ために必要なたった一つのこと
@shinchan0922
ゆるく、ときに鋭く、個人的な発信をありのままに。
気軽にフォローして追いかけてください。