3時間という限られた時間の中でコアエッセンスのみをレクチャー。
最後の10分間はメンバー同士でのディスカッションの時間を設け、研修としてのバランスを取りました。
本件のポイントは、弊社にオファーいただいた理由です。
今回はいわゆる技術・研究部門の方々が対象でした。
彼らはみなさん総じて優秀です。
理系の大学・大学院を修了され、ビジネスパーソンとしてもしっかり学んでいます。
スキルも知識もある。
しかし唯一の問題は、コミュニケーションが論文スタイルだということです。
私も数学で大学院を修了しておりますから、研究部門の皆様の感性はわかります。
しっかりした内容であること。
間違いがないこと。
データなどのエビデンスが整っていること。
何より研究結果として魅力的であること。
これらがとても重要と考える価値観です。
しかしこのテンションで上司や顧客にその内容を説明するとどうなるか・・・
まるで研究発表会を聞かされているよう
例えば経営層ならば、(極論)その研究内容の細部には興味がありません。
経営にどう関係するのか、どう変化するのか、はっきり言えば儲かるのか、それしか興味がありません。
しかしプレゼンター側はその研究内容の細部にこそこだわりがあり、そこをわかってもらいたい、評価してもらいたいと思っています。
このギャップが、優秀な理系人材・技術研究職の皆様の大きな壁となっているのです。
(決めつけてはいないですが)優秀な理系人材ほど、専門分野の論文的な説明は得意なのに「ビジネスコミュニケーション」は不得手。
皆様の会社においても、そのような傾向はないでしょうか。
せっかくの優秀な人材なのに、もったいないと思います。
ぜひヒントを得る機会を提供してあげて欲しいですね。
今回のクライアント企業は同じ研修をもう一度開催する計画をいただいています。
この日の反応などを踏まえ、次回はもっと良い学びの場をプロデュースしたいと思います。
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