登壇報告です。

 

ビジネスフォーラム事務局主催　若手管理職こそ使って欲しい数学的思考

https://www.b-forum.net/recurrent/rec018/

 

30名以上の参加者を迎え、リモート形式での研修会でした。

タイトルの通り管理職向けのプログラム。

広い（狭い？）人材育成業界においても、管理職の業務と数学的思考を接続して研修プログラムを開発している教育者は私以外におそらくないでしょう。

有名企業の（おそらく）若手管理職の皆様が集い、私の提唱する数値化マネジメントを短時間で共有。

お仕事に結びつける時間をコーディネートいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の内容を一言で言うなら、

 

「数字とは覚悟の言葉である」

 

となります。

マネジメントに数値を活用したい。

これは誰もが同意だと思います。

しかし同意しつつも、実際に現場ではその数値を使いこなせない（使おうとしない）管理職もいます。

そんなバカなと思うかもしれませんが、これは本当のことです。

 

わかりやすい例を挙げましょう。

 

例えばできれば意思決定をしたくない管理職。

自分が意思決定してしまうと、その結果は自分の責任になります。

当然です。

でも、誰だって「失敗したのはお前の責任だ」とは言われたくありません。

だからできれば意思決定をしたくない。

できれば曖昧な状態にしてうまくやり過ごしたい。

そう思いながら仕事をしている方もきっといるはずです。

そんな人にしてみたら、「数値」は敵でしかありません。

数値はこれ以上ないほど物事をはっきりさせる言語です。

 

A＝10

B＝9

A＞BなのでAを選びましょう

 

これが数値の威力です。

でもご覧の通り、数値を使うと意思決定できてしまいます（笑）

 

だから心の奥底では、数値化マネジメントを望まない人も確実にいるのです。

残念ながら。

ゆえに管理職には数値のリテラシー以上に、「はっきりさせること」への覚悟や勇気が要ります。

 

「数字とは覚悟の言葉である」

 

この言葉の意味は、そういうことです。

概念的な話をしましたが、実際の講座は実践的な内容盛りだくさんでご案内いたしました。

「事例のわかりやすさ」に対するコメントが多かったようです。

とりわけ管理職は、他人の（他社の）成功事例を盗みたいもの。

少しでもそこに引っかかる内容であったなら幸いです。

 

参加者の皆様の質問の多さ。

素晴らしいなと思いました。

私も頑張らなければなりません。

貴重な機会をありがとうございました。

 

本日の研修は弊社の下記プログラムをカスタマイズして提供しました。

ご興味ある企業様はいつでもお気軽にご相談ください。

 

【集合型研修】

【Eラーニング or 集合型研修】管理職候補〜管理職
管理職１年目からの数値化マネジメント

 

 

 

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深沢真太郎

ビジネス数学教育家。数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、述べ１万人以上を指導してきた教育の第一人者。世界中の学校と企業で「ビジネス数学」が学べる世の中にすることを使命としている。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士（数学）。予備校講師から外資系企業の管理職などを経てビジネス研修講師として独立。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。さらにSMBC・三菱UFJ・みずほ・早稲田大学・産業能率大学などと提携し講座を提供。2018年には「ビジネス数学インストラクター制度」を立ち上げ、指導者育成にも従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。 BMコンサルティング株式会社 代表取締役 一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事 国内初のビジネス数学検定１級AAA認定者 国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター

 

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