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【研修事例】「データ活用研修」を2回に分けて開催する理由〜某大手食品会社〜

 

研修シーズン真っ只中。

先日は東京都内の某社にて、DX文脈のデータ分析研修(連続講座設計)のDAY2をご提供。

一言で言えば、「データを料理する技術」を指導してきました。

 

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ビジネス数学ではおなじみのデータ分析手法や数学的アプローチを厳選してご紹介。
自身の仕事に活用するイメージを持ってもらうことがゴールでした。

参加者のディスカッションにおいて印象的だった発言があります。

 

「データを料理する手法はたくさん学んだ。しかし実際に仕事の現場でデータを前の前にしたとき、どんな分析手法をぶつければいいのかわからない。とりあえず色々とやってみることが正解なんだろうか」

 

おっしゃる意図はよくわかります。
しかし残念ながらこれはデータ活用がうまくいかない人の典型的な発言です。
なぜなら、そのデータで何をしたいのか、何を確かめたいのかを言語化していないうちにデータを触ろうとしているからです。

例えば、

「AとBのどちらが上昇傾向が強いのかを確かめたい」

という言語化をまずするのです。
それができてようやく時系列データが必要だと判断できるし、その時系列データを使って相乗平均を算出し比較するという「料理」の必要性を認識できます。

この研修は連続講座になっており、DAY1においてまさにそのことを指導していました。
このような気づきから、「なるほどだからDAY1の内容が重要なのか」と学習者は理解できます。

 

企業様にも都合があり、現実は難しいこともあるかと思いますが、個人的にはデータ活用を学ばせたければ「最低2回」の研修実施時間が必要と思います。

お困りの企業様は気軽にご相談ください。
価値提供できると思います。

 

 


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