この言葉を使い始めて、少なくとも5年は経ったと思います。
「とりあえずデータを触る症候群」
ビジネスにおける問題解決。
いいえ、ビジネスは問題解決と言った方が適切でしょう。
その問題解決において、データを活用することの必要性は言うまでもありません。
DXといった言葉も飛び交いますが、データ活用は「常識」となったのです。
しかしその活用についてある誤解があるように思います。
それは、「データの中に正解がある」という考え方です。
学生時代のお勉強には正解がありました。
だから目前の問題には必ず正解があり、問題として提示された情報の中に必ず正解に辿り着く素材もありました。
そのような教育を受けてきた私たちは、答えを出すという行為においては問題の中にある情報を加工する(計算する・いじくる)ことで必ず答えが導けるようになっていると思い込んでしまいます。
しかしもちろんビジネスの世界ではそんなことはありません。
「ウチの会社に溜まっているデータをとりあえず分析すれば何かわかるんじゃないか?」
…とりあえずとは?
…何かとは?
これが、とりあえずデータを触る症候群です。
ではどうすれば良いか。
データを触る前の正しい仕事の仕方、つまりデータ分析までのアプローチを身につけることです。
データ分析の仕方ではなく、データ分析までのアプローチ。
先日も某メガバンクの従業員向け研修会にて私のプログラムをご提供。
2時間ほどリモートにて楽しく学び合いました。
参加者はなんと400名。
意識高く気持ち良い方ばかりの、素敵な時間となりました。
この研修はシリーズものゆえ、次回はデータ分析の実践編をご案内。
少しでも「DX時代の人材」が増えるといいよね。
頑張ります。
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深沢真太郎
ビジネス数学教育家。数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、述べ1万人以上を指導してきた教育の第一人者。世界中の学校と企業で「ビジネス数学」が学べる世の中にすることを使命としている。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。予備校講師から外資系企業の管理職などを経てビジネス研修講師として独立。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。さらにSMBC・三菱UFJ・みずほ・早稲田大学・産業能率大学などと提携し講座を提供。2018年には「ビジネス数学インストラクター制度」を立ち上げ、指導者育成にも従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。 BMコンサルティング株式会社 代表取締役 一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事 国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者 国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター
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