<NEW・黒の新刊＞
一瞬で人を動かす「数字の技術」
深沢真太郎／大和出版
1,512円（税込）
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“数字力”トレーニングの専門家、深沢真太郎です。
私は年間通じて、東京家政大学のキャリア支援講座をお預かりしています。
ご存知の方もいると思いますが、女子大学である。
講座の内容は、いわば基礎学力養成。
就職活動における最初の関門になる能力検査、筆記試験対策のため、
算数の知識から図表や資料の読みとりまで、数字力のトレーニングを行なうのだ。
そんな東京家政大学において、
前期の講義アンケートで、印象的な学生のフィードバックがあった。
「なぜそんなにわかりやすく教えられるのか不思議」
愕然とする。
もちろん、この学生には「ありがとうございます」である。
それで飯を食っていますから当然とはいえ、素直に嬉しいものである。
では何に愕然とするのか。
いかに、小学校・中学校・高等学校・大学の教壇に立つ指導者の教え方が、
ヘタクソか
ということを端的に物語っているからだ。
教育の質は、教育者の質で決まる。
この主張に議論は不要であろう。
しかし、残念なことに現代は質の低い教育者がとても多いのであろう。
単なる私の推測ではない。
先ほどのようなコメントを通じて、若者（学生）が教えてくれているのだ。
数字の教育に携わるすべての方へ、
（もちろんその中に私も入っている）
いま、我々はヘタクソなのです。
もっと、質の高い指導をしましょう！
さて、
明日は都内の大型書店に新刊のご挨拶まわり。
夜は大阪へ向かい、明日は近畿大学にお邪魔します。
暑い日が続きますが、私の活動も熱くいきます。
深沢真太郎
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