本日は某大手企業のオンライン研修。
事務局のサポートにより無事に終了。
その事務局はもちろん、参加者の皆様にも心から感謝申し上げます。
本日はDAY1。
事前課題に取り組んでいただいたうえで参加。
今日の内容をインプットした上で、その事前課題を手直ししていただく。
およそ2週間後にそれを持ち寄ってDAY2でラップアップ。
この研修のBefore&Afterが形となって残り、学びと成果が可視化する設計。
これが私のオンライン研修のひとつの「型」になると思っています。
ご興味ある方(企業様)はぜひご相談ください。
さて、研修講師の間ではどうしても「オンラインorオフライン」の議論が起こります。
どちらも対応するという講師もいる。
あるいはオフラインしかやらないとスタンスを明確にしている講師もいる。
私もプロなので、どちらもその気持ちはよくわかる。
どちらも正解だ。
ちなみに私は「どちらも対応する」としている。
もちろん、「オフラインでやった方がいい研修になるのになぁ」的な思考は実際にある。
実際に、リアル会場の研修の方がいい研修になるだろう。
でもこれは私の基本的な思想だが、どういう形式でやるかを決めるのは講師ではないと思っている。
オンラインでやりたいと言われればオンラインでやる。
草原でやりたいと言われれば草原でやる。
衝撃的な汚さで異臭を放つ会議室だけどどうしてもそこでやりたいと言われればそこでやる。(過去に実際にあった_笑)
私はそういう価値観でやっている。
半年前。ある飲食店の前を通った。
間違いなくおいしい料理を出す店だ。
ランチタイムにお弁当を店先で販売していた。
本来、お弁当で食べてもらう料理ではない。
店内で、ゆっくり、味わって食べる料理だ。
作っている側の気持ちを考えた。
悔しいだろうなと。
本当は店内で出来立てを食べて欲しいだろうな。
その方がどう考えたって美味しいはずだ。
冷えたお弁当で「美味しい・美味しくない」を評価されるのは切ないだろうな。
でも、それでも、その料理人は店の前に立ってお弁当を販売していた。
重要なのは「形式」ではなく、「行為」だと思う。
少なくとも私は。
先ほども申し上げたが、正解はない。
いや、どれもが正解だ。
だから比較論に意味はない。
ただ、講師をしている人はこのテーマに対する「価値観」はきちんと表明した方がいいように思う。
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こういう仕事はやるが、こういう仕事はやらない。
なぜなら、・・・・・
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そうはっきり言語化できている講師ほど、いい講師だなぁと個人的に。
これは今後、ビジネス数学インストラクターの皆さんにも伝えていくことになると思います。
最後に、少しだけ思ったことをシェア。
オンライン研修がほとんどの昨今。
あらためて感じることは、「研修は講師だけで成立するものではない」という当たり前の事実についてです。
成長を願って研修を企画する人。
その想いを理解して決裁する人。
深沢の研修プログラムを紹介や提案してくださる人。
何かを変えたいとヒントを求めて学びの場に参加する誠実な人。
当日の会場をセッティングする人。
当日の進行をサポートする人。
終わった後に会場を片付ける人。
・・・・・・・・・
実に様々な人のお力により、研修というものは成立しています。
この当たり前のことを、オンラインの時代になってより強く感じています。
例えば事務局は通信を気にしながら進行を見守ります。
講師用のパソコンや機材のセッティングも慎重です。
セッティングするということは終わったら撤収します。
リアルの研修であれば多少の不備があっても、講師が前に立って始まってしまえば「どうにかなる」ものです。
しかしオンラインではどうにもなりません。
「講師のデリバリー以外のところ」がより研修の進行や満足度に直結する要素になってしまいました。
講師はあくまで一部を担当しているに過ぎない。
主役ではない。
よほどの大会場で行う講演会でもなければ、スポットライトを浴びた「大先生」になってはいけない。
あくまで一部を担当している部品に過ぎない。
そのことを、絶対に忘れてはいけないと思います。
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