ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
珍しく、多くの方に役立つ話をします(笑)。
本日は某メディアの取材で赤坂へ。
インタビューを受ける形式。
数多くいる有識者の中から選んでいただけるだけでも光栄なこと。
インタビューを受ける専門家の仕事(役割)は、記事にしやすい形で質問に答えることです。
私が意識していることは3つ。
結論からお伝えします。
①相手が欲しいものを確認してから答える
「今のご質問は〜〜についてお答えすればよいでしょうか?」とひとこと確認する。
これだけでまったく違います。
相手が何となく投げたボールに、こちらも何となくボールを投げてしまうと、
キャッチボールになりません。
何を求めているのかを確認してから答える。
お互いにとってハッピーです。
個人的には、世の中で生じているミスコミュニケーションのほとんどが、
実はこれが原因で起こっているのではないかとすら思っている。
②ひとことで言うと
「ひとことで言えば・・・」と答えてあげる。
取材やインタビューする側は、極論「キーワード」が欲しい。
なぜなら、見出しやタイトルを考えるから。
「ひとことで言えば・・・」はつまり要約して伝える作業。
そのままメモできるし、見出しにも使える。
聞き手はとても楽なのです。
③数字
やはりこれが最強。
具体的な数字で伝えること。
メモしやすいし、見出しにも入れやすい。
また、「2つあります」「3種類に分かれます」という説明もわかりやすくて反応がいい。
なぜなら、整理されていない話を聞いてあとで自ら整理して記事にするのはとても大変。
話し手が整理して箇条書きできるレベルで伝えてあげた方が助かるのです。
今日の取材も楽しかった。
「深沢さんが整理して話してくださるので助かりました」
とはインタビュアーさんの弁。
それは良かった。
この3つのポイントは、
重要な局面でのビジネスコミュニケーションにそのまま当てはまります。
もちろん各分野でご活躍の専門家の皆さんはインタビュー時に。
あるいは就活する学生も、面接で使えるといい。
なぜなら、取材は面接と同じ構造をしているから。
対面で対話し、相手が知りたいことに答えていく。
「取材=面接」なのです。
そして本質は言われ続けていること。
自分が気持ちよく喋って終わる人なのか、
相手のことを想って伝える人なのか、
その違いです。
コミュニケーションに数字とロジックを。
少しはお役に立てたでしょうか。
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note 深沢真太郎 ビジネス数学の専門家
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