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「大学教授の授業はつまらない(わからない)」は当然である。

ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。

 

大学教授の授業はつまらない(わからない)、という言及を耳にする。

私はこれを「当然」だと思っている。

誤解なきよう申し上げておくと、大学教授を否定しているわけではない。

 

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大学教授は研究者だ。(ただしあくまで一般論として)

研究することが仕事であり、教えることが仕事ではない。

教えることが仕事なのは、教育者である。

教育者は教えることが仕事であり、広報が仕事ではない。

広く伝えることが仕事なのは、翻訳者である。

 

例があったほうがいいだろう。

 

Aさんは研究機関で数学の最先端の研究をしている。

Bさんは学校でその内容と結果を学生に教えている。

Cさんは書籍やテレビなどでその研究結果が世の中でどう役立つのかを一般に向けて伝えている。

 

A=研究者

B=教育者

C=翻訳者

 

まったく違うのです。

優劣はなく、役割が違うのです。

 

だからもしあなたが何かを知りたいとしたら、

それを尋ねる相手がA、B、Cのどれなのかが重要になる。

AにCのすることを求めてはいけないし、

CにAの核心部分はきっとわからない。

尋ねる相手を間違えないようにしたいものです。

 

私が自分のことを「教育者」と呼ぶのは理由があるし、

時に「翻訳者」の機能になっていることも自覚している。

 

研修やセミナーなどの場に立つ時は「教育者」であり、

書籍やメディアは「翻訳者」である。

 

ゆえに、「研究者」のことを最大限にリスペクトしてもいる。

お疲れ様です。

いつもありがとうございます。

 

 

 

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