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研修講師の「営業同行」について。

ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。

 

私のようにひとりで独自のコンテンツを持ち、

研修講師として活動している人には、

難しい局面がひとつある。

 

研修会社さんやいわゆるエージェントさんに営業いただき、

営業の同行を求められる時である。

 

講師が商談に同行する場には大きく2種類ある。

①「導入を検討いただく場」

②「導入を前提として、具体的な内容を詰める場」

 

当然だが、研修講師は②がありがたい。

時間を割いて、同行する意味もある。

問題は①のほう。

決まり文句は「まずはざっくばらんにお話を」だ。

営業に同行したにも関わらず、結局は実施が決まらないことも多々。

 

あくまで私の考えだが、①の時は同行しない。

①は、換言すればそこで「営業という仕事」をしなければならない。

②は「営業という仕事」が事実上済んだ状態。

 

私はあくまでコンテンツホルダーであり、営業マンではない。

営業することが主たる目的になる①の場にいるのは、論理矛盾である。

私に同行して欲しいのなら、②の状態にしてからにして欲しい。

 

身体ひとつで全国を駆け回る研修講師にとって、時間は命である。

営業同行は、ある意味では時間を奪うことになる。

結果的に研修会社が失注することになると、その時間は「無」となる。

 

研修会社やエージェントの皆さん、

いつもビジネス数学をご紹介いただき、誠にありがとうございます。

ただ、講師の時間を奪わなくてもいいような営業活動をぜひお願いしたい。

お客様としっかり対話し、要点を抑え、登壇が前提になった状態で、

講師に商談の同行を依頼してほしい。

 

なんでもかんでも、とりあえず講師が同行する商談にまでつなげ、

あとは講師にセールストークをしてもらおう。

そんなスタンスの営業はしないでいただきたい。

セールスするのは、あくまで営業であるあなたです。

 

そのためには、ビジネス数学の本質をしっかり掴んでいただきたい。

私のパフォーマンスを見たことがないなんて、そもそも論外である。

 

講師の(深沢の)ワガママ?

そうかもしれません。

 

でも、それでも私は「登壇が前提」な状態にまで持っていける

プロフェッショナルな営業をされる方とお仕事をしたいと思っている。

なぜなら、私もプロフェッショナルな講師であり、

プロフェッショナル同士がプロの仕事をするからお客様は満足してくださると思うからだ。

 

 

20180305深沢様(1600)¥DSC01196

 

 

 

余談。

ある方がSNSでつぶやいていた。

 

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なんでもかんでも電話してくる人とは仕事をしたくない。

しかも突然。

まずはメッセージで連絡してきて。

こちらの都合を無視して、自分の都合で、

勝手に私の時間を奪う行為は許せない。

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ワガママだと思いますか?

私は思いません。

その通りだと思います。

 

 

 

 

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