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数学の「翻訳者」がいない

ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。

 

数学には「翻訳者」がいない。

「教育者」「研究者」はたくさんいるけれど、「翻訳者」がいない。

そんなことを思うのです。

 

数学の素晴らしさ、楽しさ、美しさ、

専門家の皆さんはそれをよくご存知です。

私もそのひとりだと思います。

 

しかし、それを知らない人に伝えることがどうにも難しい。

専門家の皆さんはそこで悩んでいる。

たしかに、私も難しいと感じている。

 

そこで必要になるのは「翻訳」する発想。

そのまま一生懸命伝えようとするのではなく、

相手の(世の中の)言語に翻訳して伝えるのです。

 

たとえば、X+Y=Zという等式。

抽象と具体を行き来できない方は、こういう表記だけでアレルギーを起こします。

だから、「この等式の意味は要するにこういうこと言っているのと同じですよ」と翻訳する。

 

男+女=恋

木+火=炭

だから、恋と炭は似たような構造をしているのかもしれませんね。

 

なんて話をしてみる。

ほら、X+Y=Z と何ら変わらない。

実は数学でしていることは、ただそれだけのことだったりします。

 

ところが、実際の教育現場では X+Y=Z のまま伝えようとしている。

これがいい例だったとは思いませんが、

数学の専門家は、「翻訳」する努力が必要という主張は伝わったでしょうか。

 

私のこれからの活動は、ここがひとつの軸になると思います。

もちろん、ビジネスパーソンの研修など教育活動も続けてまいります。

 

宜しくお願い致します。

 

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