ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
先日、ある企業からこんな相談がありました。
「若手の営業担当者が、熱意とノリだけで仕事をしている」
企業の生命線である営業部門。
数字をつくっていくことが仕事の営業部門。
お客様にYESと言わせることが仕事の営業部門。
にもかかわらず… というわけです。
SBIビジネス・リューションズが制作するビジネスマガジン、
「会社の知恵袋」の2017.4号から深沢の連載がスタート。
オファーの内容もまさに「営業パーソンに役立つ記事」でした。
さて。
いま営業パーソンは仕事で微分積分の計算を使っているか。(数学)
おそらくNOです。
いま営業パーソンは仕事で論理と数字を使っているか。(ビジネス数学)
100%、YESです。
企業の皆様(特に経営者や人事担当の方)にお伝えしたいのは、
営業部門に配属するかどうかは、いやそもそも採用するかどうかは、
ビジネス数学のリテラシーがあるかどうかをひとつの基準にしてください。
事例をひとつ。私が研修の現場で体感したエピソードです。
成果を出している営業担当者は「どうやって数字を上げますか?」というシンプルな質問に対して、数字を使って論理的に説明してきます。
(その内容自体がどれくらいリアリティあるかは問題ではありません)
一方、残念ながら苦しんでいる営業担当者の返答はほとんどがこうです。
「がんばります」「もっとアポを増やします」「商談でのトークを変えます」
「どうやって数字を上げますか?」
という質問に論理と数字で答えない人は、
その時点では営業担当として活躍できる人物ではありません。
愛を込めて教育するなど、何らかの対応したほうがよいでしょう。
一般的に、その人がどんな人なのかは質問に対する答えでわかります。
ぜひ御社の営業担当者に質問してみてはいかがでしょうか。
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<BOOK>
「数学的に考える力」をつける本 講談社(単行本) 1,400円(税別)
数学的コミュニケーション入門 〜「なるほど」と言わせる数字・論理・話し方〜
幻冬舎(新書) 800円(税別)
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ビジネス数学TV <Business Mathematics Television>
ビジネス数学の専門家 深沢真太郎 ~数字が苦手な人の救世主~
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<RADIO> 『深沢真太郎のビジネス数学カフェ』
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<MAIL MAGAZINE> 数字に強いビジネスパーソンを育てる方法
<COLUMN> シェアーズカフェ・オンライン
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