ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
たまには趣向を変えた記事を。
私はある大学で、数的能力の基礎を学習する講義を担当しています。
内容は算数から中学校数学レベル。
つまり学力が低く、数字に対する苦手意識が強い学生が集まる講義です。
ある日、ひとりの女子学生が私に声をかけました。
彼女もまた、算数や数学に強烈な苦手意識があるひとりです。
「私は学習塾でアルバイトをしており、英語を教えています。
ひょんなことで算数の“割合”を教えなければならなくなってしまって。
でも、深沢先生が授業でやった通りに私もやってみたら、
すごくわかりやすいと喜んでくれたんです。
学校の先生よりずっとわかりやすいって。私すごく嬉しくって。
それを深沢先生に伝えたかったんです。ありがとうございました」
※イメージです
もちろん私も嬉しかったわけですが、このコメントの本質はそこではありません。
私のしていることを真似た結果、
ふたりの人物に小さなハッピーが訪れたという事実です。
その2人とはもちろん、アルバイトの学生と教えられた塾の生徒。
シンプルに、「世界中でこういうことがもっと増えるといいな」と思いました。
いつかそんなエッセンスを、1冊の本にでもしようか。
教え方って、大切です。
それだけで人を幸福にもするし、不幸にもする。
教え方って、大切です。
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☆数学女子智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。
☆数学女子智香が教える こうやって数字を使えば仕事はもっとうまくいきます。
☆そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?
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