トップ > 【活動報告】厳しさと愛が共存する指導者　〜ビジネス数学インストラクター〜

先日、BMI（ビジネス数学インストラクター）研修会が開催されました。
全国に30名程度いるインストラクターのうち11名が東京八重洲の会場に集い、貴重な時間を共有しました。

会社員、フリーランス、スクール経営者、塾講師、税理士…BMIは実に様々な「顔」のメンバーがいます。
それは代表である私が「ビジネス数学」という概念に境界線を設けていないからです。
教科書も指導要領もマニュアルもない。
数字と論理を使いこなし、数学的に仕事をする（生きる）ことができる人材を育成する。その１点のみ目的として共有しているだけです。

セミナー講師としてデビューした

社内研修講師として部下指導をスタートした

ビジネス書の監修デビューした

学生への授業にも相乗効果が生まれた

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この日も多くの「いいね」が共有された素晴らしい時間であったと思います。

一般論として。

「教育は大事」とか「人材育成を強化すべき」とか、みんな声高に言いますよね。
その通りだと思います。
しかしそれを実際に行動に移している人、自分の時間や経済を使う人はほんのわずかです。
だからそんな人たちの存在は（世の中的に）極めて尊いものであり、彼らが輝ける世の中でなければ教育も人材育成もありません。
「教育は大事」とか「人材育成を強化すべき」ならば、まずはそれに従事する人が輝いてること、楽しんでいること、憧れであることがとても大事なのです。

一方で、BMIはひとりひとりが成熟した大人であり指導者です。
自分で考えてゼロからイチを作る強さを持って欲しいと思っています。
なぜなら彼らが指導するビジネスパーソン（いずれそうなる学生たち）が生きるのはまさに自分で考えてゼロからイチを作ることを要求される世界だからです。

思い返せば、この制度をスタートさせてしばらくは参加者を全員不合格にしていた時代がありました。
ふさわしくない振る舞いやこの仕事をナメている者へはとても厳しい対応をしてきました。
どれだけ数学能力が高く数学への愛があっても、指導者としての適性がない者は応援しない。
このスタンスだけは絶対に変えてはいけないものだと思っています。

小さくても、異端でも、高い品質の指導者集団を作り上げる。
これからも厳しさと愛を共存させながら、彼らがもっと輝けるような挑戦を続けたいと思っています。
結果としてビジネス数学という教育が広まっていけば最高です。