ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
「頑張る」は要らない。
そんな考え方に出会ったことはありませんか。
「頑張らなくていい。楽しめればいい」という優しい価値観。
「頑張らなくていい。とにかく結果を出せ」という厳しい指導。
「頑張る」は要らないのかもと思ったり。
皆さんはどう思われますか。
ビジネス数学では、この「頑張る」をどう解釈するか。
そんなことをスキマ時間で考えてみた。
ヒマなのか?
ええ、きっとヒマなんだと思います私。
まずは「頑張る」の定義。
目標に到達するために資源を使い、達成に向かう行為。
あるいはそのための努力。
こんなところでいかがでしょうか。
これだけでわかることがひとつ。
頑張っていない人など、いないということ。
当たり前のこと。
このような言うまでもないこと、証明する必要がないほど明らかなことを、
数学では「自明である」といいます。
「頑張ります」は、自明である。
少し話を展開する。
たとえば婚活を頑張るという概念。
目標は成婚。
そのためにコストと時間を使い、ベストパートナーに出会う。
もちろんその過程は、できるだけ具体的にしたほうがいい。
たとえば6ヶ月以内に、最低10名の相手とコミュニケーションする。
あるいはビジネスの資料作成を頑張るという概念。
目標は資料の完成。
そのためにコストと時間を使い、わかりやすく整理された資料にする。
どんな資料が目標か。
2時間以内の作業で、紙1枚で、3つの要素に絞ってまとめる。
数的情報が出てくる。
私が常にビジネスパーソンに指導していることだ。
頑張るとは、2時間以内の作業で、紙1枚で、3つの要素に絞ってまとめることといえる。
こうして考えると、やはり「頑張る」は要らないのかもしれない。
そこでビジネス数学ではこう表現することにする。
「頑張らなくていい。数字で考えて」
でもこんなことを言うコンサルタント、きっと嫌われる(苦笑)
それでも「頑張ります」と言うのが人間。
それでいいとします。
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