ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
本日は某大手企業の終日研修で東京都内へ。
公募型ゆえか、参加者のモチベーションや問題意識が高い。
研修慣れもしている。
講師としては、いわゆる「やりやすい」環境です。
こういうときこそ、いつもとは違うことをチャレンジしてみる機会。
こっそり細かく、新たなトライを。
講師である私が収穫のあった、実り多い1日でした。
さて、今日の研修の主題でもあったのですが。
「根拠をもってこい」という上司の指示。
まあ、ありますよね。
シンプルに考えればこれは、「根拠となる数字をもってこい」と同義だと思いませんか。
でも、その通りなのですが、そうではないのです。
この上司は根拠が欲しい。
ここまではいいでしょう。
でも、「数字」が欲しいわけではありません。
「数字を持ってこい」ではないのです。
では上司は何を持ってこいと言っているのか。
答えはこれです。
「納得を持ってこい」
上司は「数字」が欲しいのではありません。
「納得」が欲しいのです。
「納得」のために数字が必要なら、それを持ってきて欲しいのです。
「納得」に寄与しない数字は、持ってきてもらっても迷惑なだけなのです。
ここを間違えてしまうと、
数字を使ったビジネスコミュニケーションは絶対にうまくいきません。
本日ご参加の30名には、きっとそれが伝わったと信じています。
明日からの現場でのお仕事、頑張ってください。
私も頑張ります。
【NEW】『入社1年目からの数字の使い方』(日本実業出版社)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
「ビジネス数学インストラクター養成講座」開講!
一般社団法人日本ビジネス数学協会
http://www.business-mathematics.or.jp
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
<Mail Magazine>
<RADIO>
<Facebok>
<Essay>
女性誌『Oggi』ウェブサイト Oggi.jp (小学館)
<Column>
<Talent activity>
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★