ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
先日、このようなニュース記事があり、
私も文化放送「The News Masters TOKYO」のコラムに
コメントさせていただいております。
「自己啓発」市場、9千億円超 平成元年比3倍に拡大
http://www.joqr.co.jp/nmt/column/18.php
記事中のコメントにもあるように、
私はこの市場の成長はまだまだ続くと考えています。
大きく理由はふたつ。
【企業側の視点】
終身雇用ではなくなった時代。
「どうせすぐに辞めていく連中に教育を投資しても…」
は決して極端な考え方ではない。
長期的にみれば、企業研修というものは減少していく。
つまり減少関数。
学びの場は、各個人で選んでいく時代になるだろう。
【個人の視点】
先が不透明、かつ変化のスピードは加速する一方。
個人の「不安」は量的概念で捉えれば、これからも増加傾向を辿る。
つまり増加関数。
自分を高めなければという危機感は、自己啓発市場の成長に直結するだろう。
教科書の数学もいいけれど、
こういう何気ないニュースを数学的構造に置き換える練習をさせてはいかがだろうか。
こういうことが、私たち人間が「数学を使う」ということなのですから。
数学はモデルの学問であると言われますが、
その言葉の意味もぜひ多くの方に掴んで欲しいなと思います。
<Mail Magazine>
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