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「コサイン」を使っていないビジネスパーソンなど1人もいない。

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<深沢真太郎のビジネス数学カフェ>

明日から使える!「ビジネス数学的」デキる人っぽい言い回し(その4)【ビジネス数学カフェ 20170809 Vol28】

すまいるエフエム「めざせ!スキ度UP」内コーナーにて放送中(FM76.7MHz)

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ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。

 

たまには学生数学の話でもしてみましょうか。

数学が好きになれなかった皆様の口からよく出てくる事例のひとつが、

「サイン・コサイン・タンジェント」でしょう。

いわゆる三角関数ですね。

 

たしかにこれ自体はビジネスパーソンになってから仕事で使うことはないでしょう。

加法定理・正弦定理・余弦定理・周期やカーブ…

まあ退屈です。

 

今から、話をものすごく(本当にものすごく)シンプルにしていきます。

結局、1行で言うならこういうことなんだよって。

 

そもそも、三角関数とは三角比という概念がなければ存在できません。

だから、三角比が何かがわかればいいです。

では、三角比とは何か。

まさに、「比」のことです。

 

小さい直角三角形があって、長い辺Aと短い辺Bでつくられる角度αが60度だったら、

AとBの比は必ず2:1になります。

(これを数学では たとえばcos(α)=1/2 と表現するのだが)

 

そして、別のどんなに大きな直角三角形でも同じ構造をしていれば

AとBの比は必ず2:1になります。

もしAが200mだとしたら、Bは100mといって構わないのです。

実際にわざわざ測らなくても。

 

繰り返しになりますが、

単なる「比」に過ぎません。

 

20170112深澤様(1600ピクセル)¥DSC00288

 

ではあなたのビジネスにおける売上とコストの比はどうなっているでしょうか。

ビジネスそのものの構造を変えなければ(つまり同じ構造なら)、

どんなに売上が大きくなろうとも、そう変わるものではないでしょう。

コストいくらをかければ、だいたい売上はいくらになる。

そんな予測をするでしょう。

 

もうお気づきだと思います。

このビジネスの話題と、先ほどのコサインの話とまったく同じ論理構造をしています。

 

コサインは「比」である。

ビジネスの予測も「比」である。

ゆえにコサインの考え方は、

ビジネスの予測で使う考え方と同型なのです。

 

コサインそれ自体が役立つかどうかではなく、

コサインなるものの正体は何なのか、

それは私たちの日常にどうリンクしているのか、

そっちを考える方が(そして考えさせるほうが)、

ずっと数学が身近だと思いませんか。

 

私からすれば、

ビジネスパーソンで「コサイン」を使っていない人など、

ひとりもいません。

 

 

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