ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
たまにはこのブログでもきちんとビジネス数学を(笑)
数値分析のキホンはなにか?
そう尋ねられたら、私は迷わずこう答えます。
もちろんいろんな専門家がいて、いろんな答えがありますが。
比較
そう、比較です。
そして次の1行がとても重要。
何と比較するか
たとえばこんな一文があったとします。
「不登校の生徒のうち80%がスマホのゲームをしていた。やはりスマホのゲームは教育に悪影響を及ぼしているとはいえないだろうか」
先入観たっぷりな文章ですね(苦笑)
こんなとき、ビジネスパーソンなら数学的にツッコミをしたいものです。
たとえばこの仮説は、「登校している生徒」のデータもなければただの空論です。
もしも「不登校の生徒、80%」「登校している生徒、100%」だったら?
「スマホのゲームは、教育に好影響がある」なんて考えます?
おそらくNOでしょう。
登校・不登校とスマホゲームの関連は、これだけでは論じれません。
(なるほど、たしかにね^^)
比較をすることで、はじめて真実は見えてきます。
だから、数値分析のキホンは比較であり、何と比較するかが極めて重要なのです。
そんなエッセンスを、先週のラジオ番組の中でも話をしています。
アーカイブがございますのでぜひとも。
真実は、“じゃないほう”の数字に隠れている
【ビジネス数学カフェ 201704027 Vol13】
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「数学的に考える力」をつける本 講談社(単行本) 1,400円(税別)
数学的コミュニケーション入門 〜「なるほど」と言わせる数字・論理・話し方〜
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ビジネス数学の専門家 深沢真太郎 ~数字が苦手な人の救世主~
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