ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
「数字が苦手」とおっしゃるビジネスパーソンに、その理由を訊ねてみる。
「う〜ん。なんとなく…」
どうにも歯切れが悪い。
というか、はっきりした理由がない。
いったい、「苦手」の正体はなんなのでしょう。
正解のないテーマですが、こんな答えもあるのではないでしょうか。
「面倒くさいから」
たとえばビジネスにおいて来年度の計画を立てるとする。
数字で具体的に…というのが正論ではありますが、正直それって面倒くさい。
「来年もがんばりま〜す!」で済めば、それが一番ラクです(笑)
たとえばビジネスで根拠を求められたとき。
「数的根拠があったうえでA案を採用」が正解ではありますが、正直これも面倒くさい。
「なんとなく、空気的に、気分で、フィーリングで、A案でいちゃお〜う!」
これが一番ラクなわけです。
たとえば「売上が増えました!」で済めばラクですが、
ビジネスではそれを「前年比110%です」などと計算したうえで表現しないといけない。
数字を使うことが「正」なのはわかっているけれどそれができない、あるいはしない。
その理由のひとつは、おそらくこうです。
面倒くさい。
だから私は、数字を使うときの“気分”を重要視しています。
面倒くさい。
やらなきゃいけないけどやりたくない。
それでもやらなきゃいけない。
こういう局面で人を動かすキーファクターはロジックではありません。
気分です。
そんなエッセンスを、新刊ではたっぷり詰め込みました。
お世話になった三笠書房さんの社内での評判も上々だとか。
編集者さんからも斬新な1冊とお墨付きをいただいています。
発売まであと1ヶ月。
楽しみにしていてくださいね。
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