ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
大学の講義を終えて、都内の書店に足を運んでみました。
最新刊も含めて、「ミニ深沢コーナー」が。
書店さん、出版社さん、いつも本当にありがとうございます。
「おい深沢、もっと仕事しろよ」と言われているような気がしてしまいます。
頑張ります。
さて本題。
その大学の講義では、数学でも使う思考についてトレーニングを実施。
具体的には次の4つ。
対偶
三段論法
背理法
消去法
数学に明るい方には説明は不要かと思いますが、
そうでない方はぜひネットなどでお調べください。
(ごめんなさい、手抜きです……)
最近思うのは、大人も含めて「読解力」が足りないこと。
たとえば大学の講義でも、計算云々より以前に、
問題文の内容を理解することができない学生がいる。
まさに読解力。
元気があればなんでもできる。
ご存知、アントニオ猪木氏の名言である。
心に刺さる、至言である。
しかし、これを論理的に読み解くとどうなるか。
元気がある→なんでもできる
その対偶をとれば、
何かできないことがある → 元気がない
現実、そんなことはないわけで。
つまりアントニオ猪木氏の名言に、理屈っぽくツッコミを入れられるというわけ。
もちろん、こんなツッコミを日常することは勧めない。
日常のコミュニケーションでここまで「論理的」だと、おそらくあなたは友人を失うだろう。
しかし、人生において重要な局面では、こういう読解力は必要となる。
たとえば交渉の場。たとえばプレゼンの場。
だから、大学生の就職活動においても、能力検査でこのような類いの出題がある。
成果を出している営業マンは、みんな残業が少なかった。
人気のある企業は、女性が活躍している。
・・・・・・・・・・・・・・・
一瞬、そうっぽい表現こそ疑い、論理的に読解することで実態をつかんでいく。
とても大事なことだと思います。
今日の学生に(ちなみに女子大)、どこまでそれが伝わっただろうか。
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