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「意識します」という人は成果が出ない〜「数字に強い組織改革」研修〜

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この企業の問題意識はこうです。

 

自分の仕事がどれくらいの売り上げ(利益)につながっているのか、いま売ろうとしているその商品はどれくらいのコストがかかり、どれくらいの利益を生むのか、といった感覚が社員にまったくない。

 

これはひとことで言うと、「数字の感覚がない」ということです。

シンプルですが、これは意外と根深く難しい問題解決です。

人の感覚というものは長年培ってきたものです。

いきなりそれを変えることは不可能です。

 

しかし、アプローチさえ間違えなければ、長期的には可能です。

そのためのヒントは、「行為」「動作」にあります。

どんな行為を日常に取り入れるか、どんな動作を仕事の中に組み込むか、そしてそれを常識(ある意味ではその会社の文化)にできるか。

これがポイントになります。

 

この研修の最後に、私はこのようなメッセージを届けました。

 

よく研修後に「これからは◯◯を意識します」とおっしゃる方がいますが、あまり良い感想(まとめ)ではないと思います。

人間は「意識する」だけでは変わらないからです。

行動を変える。動作を変える。

そういうまとめにしないと、決して仕事の仕方は変わらないし、成果も出ないと思います。

「意識する」ではなく、「こんな行動に変える」と言語化して、明日からまた頑張ってください。

 

 

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深沢真太郎

ビジネス数学教育家。数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、述べ1万人以上を指導してきた教育の第一人者。世界中の学校と企業で「ビジネス数学」が学べる世の中にすることを使命としている。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。予備校講師から外資系企業の管理職などを経てビジネス研修講師として独立。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。さらにSMBC・三菱UFJ・みずほ・早稲田大学・産業能率大学などと提携し講座を提供。2018年には「ビジネス数学インストラクター制度」を立ち上げ、指導者育成にも従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。 BMコンサルティング株式会社 代表取締役 一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事 国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者 国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター

 

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