ビジネス数学の深沢真太郎です。
先週の週刊ダイヤモンドさん。
いい特集。
エクセルで数字力、とっても大事です。
しかし、読者の方は誤解してはいけません。
そのテクニックやその関数はいったい何をしているのか
という数学的意味合いが解っていないと。
実際、Excelで日々データを触り、「前年増加率」を資料にアウトプットしている人が、
「前年増加率」を空で計算できないなんてマンガのようなことが現実として起こる。
そして、人はミスをするものです。
分母と分子を間違えたり、配列をミスしたり、使う関数を間違えたり…
そのときに数字を見て、
「あれ?おかしいな…」
と気付けるか否か。
ミスがいけないのではなく、
ミスしていることに気付けないのがマズいのです。
なぜか。
規模を間違える、桁を間違える、…
このようなリテラシーの欠如は、ビジネスでは事故を生むから。
私の提唱する教育とは、このリテラシーを養う教育。
Excelのスキルはとても大事。
でも、数学的思考も大事。
どちらも大事。
リテラシー教育をしている者として、強く思う。
そうでしょ? 日本の教育者の皆さん。
深沢真太郎
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