ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。

 

どう質問するか。

 

大事です。

特にリーダーなど人を動かす立場の方は。

あるいはコーチングといった人を導く立場の方もそうかもしれません。

いずれにせよ、よい質問は仕事の質を高めます。

 

あなたは、「数字を使って質問する」という発想を持っているでしょうか。

なければぜひいますぐ実践してみてください。

シンプルな例をふたつほど。

 

「おまえ、もっとできるはずなのになぜアクセルを踏まないんだ？」

「おまえの全力を100としたら、いまどのくらいの力量で仕事してる？」

 

後者は数字で答えさせる質問です。

相手が90と答えるのなら、残りの10はいったい何だと質問してみる。

相手が100と答えるのなら、110まで頑張るためには何ができるかを質問してみる。

そのプラス10はいったい何なのかと。

 

「いつまでに完了しそうだ？」

「３日後までに完了できるか？」

 

後者のほうが相手はより具体的にその仕事のシュミレーションを頭の中で行います。

そして「NO」ならば具体的な日数を返答するでしょう。

 

 

意外と皆さんが意識していないことですが、

基本的に人は数量という概念で質問されたら、数量という概念で返答する生き物です。

シンプルに言えば、数字で尋ねれば数字で返答するのです。

ビジネスコミュニケーションですから、そのほうが良いのではないでしょうか。

 

数字を使って質問する。

 

人を動かし、導くときにはぜひ使ってみてください。

 

 

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