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ビジネス数学 相手に刺さる「数字」の選び方

ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。

 

本日はSMBCコンサルティング様の公開講座に登壇。

 

「数字で伝える、説得する技術」

 

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※参加者のアウトプット

 

参加者の皆様と休憩時間などに雑談していると、こういう悩みが透けて見えます。

 

「数字は手元にたくさんある。でも、その中からどれを使って伝えたらいいかがわからない」

 

なるほど、その気持ちはよくわかります。

 

理解したうえで申し上げるのですが、

 

その悩みの解決方法は、私には絶対にわかりません。

 

なにを? と思われたかもしれませんね。

 

その理由は、極めてシンプルです。

 

悩んでいるその方が何かを伝えようとしている“その相手”のことを、私(深沢)は知らないから。

 

恋愛に置き換えてみましょうか。

 

愛の言葉は手元にたくさんある。

 

でも、どの言葉を使えばプロポーズが成功するか、わからない。

 

つまりそういう悩みです。

 

私がその答えを持っているわけないじゃないですか。

 

こういう言葉を使えばプロポーズは成功しますよ、

 

なんて鉄板のルール、あるわけありませんよね。

 

ではどうやって答えを出すか。

 

それは、普段からその相手のことをよく観察し、コミュニケーションし、

 

その相手にもっとも刺さるであろう言葉で勝負する。

 

これしかないのではないでしょうか。

 

数字で伝えるというテーマもまったく同じ。

 

普段から伝える相手のことをよく観察し、コミュニケーションし、

 

その相手にもっとも刺さるであろう数字を使う。

 

これが答えです。

 

数字で伝えるのが苦手、

 

説得力あるプレゼンができない、

 

といった悩みの根本は、数字の苦手意識とはまったく関係ありません。

 

伝える相手をあらかじめ知るという努力をサボっている、ということです。

 

利益額で伝えたほうがいい人なのか。

利益率で伝えたほうがいい人なのか。

1人あたり売上高で伝えたほうがいい人なのか。

人員効率で伝えたほうがいい人なのか。

利益よりもかかるコストを気にする人なのか。

そもそも数字で伝えて欲しいと思っている人なのか。

・・・・・

 

どんな数字で伝えたらよいかわからないと悩む方に、問題提起です。

 

伝える相手がどんな数字で伝えて欲しいのかを、きちんと知っていますか。

 

深沢真太郎

☆発売から3年。まだ面陳していただけるのは本当に有難いですね。
『数学女子智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです』
(日本実業出版社)
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http://www.business-mathematics.com/book/#book20160226

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ビジネス数学の専門家 深沢真太郎
~数字が苦手な人の救世主~

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