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研修事例「相手を動かす!数字を使ったコミュニケーション術」〜三菱UFJリサーチ&コンサルティング様〜

大阪・三菱UFJリサーチ&コンサルティング様の研修に登壇。

テーマはこちら。

 

「相手を動かす!数字を使ったコミュニケーション術」

 

リアル集合型での開催。

コロナ禍かつ西日本の豪雨という条件下にも関わらず、大阪地区はもちろん遠方からもお運びいただきました。

大変ありがたいことですね。

心より感謝申し上げます。

 

プログラム内容はいつもこのブログで書いているような気もするので特に触れません。

参加者も、主催者も、「やってよかった」と思える研修になったのではないかと思います。

 

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今回の参加者は「若手」が多かったように思います。

この「若手」はセミナーの内容よりもずっと下のレイヤーに位置する悩みや課題を抱えていることが多いようです。

 

例えばこの日のテーマは「上司やお客様に数字で伝えて説得しましょう」といったものです。

仮にこれを上位概念だとすると、現場にいるリアルなビジネスパーソンはそれよりもっと細部の、ある意味で下位に位置する悩みを抱えています。

 

「そもそも上司とうまくいっていない」

「そもそもお客様が時間をとってくれない」

「伝えるも何も、上司が自分の言うことを聞こうとしてくれない」

・・・・・・・・・・・・

 

このような悩みをちっぽけなことだと鼻で笑ってしまうのは簡単です。

でも彼らにとっては切実な悩みであり、セミナーの講師が用意した立派なお題目や仕事術の提案よりも、そんなちっぽけなことの答えが見つかったり、その悩みを解決する光が見えたりすることの方がはるかに嬉しかったりします。

そんなちょっとしたことで、満足・不満足が決まったりします。

 

研修講師は用意したコンテンツをデリバリーすることはもちろん重要ですが、そのコンテンツの何かが、彼らのちっぽけな悩みにも接続できるようにサポートしてあげたいものです。

 

ある若手と思われる参加者が笑顔でこう言いました。

 

「ちょうど悩んでいたことがあったんですけど、今日の研修に参加してちょっと光が見えました!」

 

彼は今回の研修のメインテーマはあまり仕事に役立つ実感が持てなかったかもしれません。

でも満足して笑顔で帰っていきました。

それでいいのだと思います。

 

研修のお題目は大事です。

当初の目的やゴールに導く努力は必要です。

でも、それだけが答えではないし、正義でもないように思います。

 

何かが見つかれば、それでいい。

 

だから研修講師は、何かが見つかるような設計や内容を心がけないといけない。

そう思います。

何かが見つかるような内容。

それに近づけるためには、やはりこれしかないと思います。

 

参加者の欲や悩みを、徹底的に研究すること。

できるだけ身近なテーマで話すこと。

参加者にとっての「あるある」「そうそう」「それそれ」を盛り込むこと。

 

BMI(ビジネス数学インストラクター)の皆さんにも伝えていることではありますが、やーーーーーーーっぱり大事だなコレと思った1日。

 

大阪。

また秋にうかがいます。

ありがとうございました。

 

 

 

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note  深沢真太郎 ビジネス数学教育家/数字に強い人材・組織をつくるプロフェッショナル

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