誠実な人ほど悩む。だから私は活動している。　〜「徹底的に数字で考える」読者感想文から〜

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拙著「徹底的に数字で考える」（フォレスト出版）を読んでいただいた方からメッセージを頂戴しました。

ここまで長くかつ熱いものは初めてかな。

いい大人が、数字のビジネス書を読んで泣く。

きっとこの方の何かに触れたのでしょう。

私は思うのです。

ビジネスでは、誠実で真面目な人ほど、悩みます。

そのような人の誠実さが報われ、キラキラと輝ける世の中でなければと思います。

私のような教育者やはたらく人たちに何かを提供する仕事をしている人の使命は、そこにあります。

著作が売れる売れないで一喜一憂している場合じゃない。

先生と呼ばれてチヤホヤされて喜んでいる場合じゃない。

コロナがなんだと文句を言っている場合じゃない。

テレビやメディアにいいように利用されている場合じゃない。

はたらく人たちに何かを提供する仕事をしている人の使命は、このような方を救うことにあります。

そんなことにあらためて気付かされた感想文。

突き刺さるものがありました。

「徹底的に数字で考える」の担当編集者さんに共有したところ、同じように「胸に刺さるものがありました」とのコメントをいただきました。

固有名詞はカットして、全文をご紹介いたします。

ビジネスパーソンとして闘っている人であれば、何か感じるものがあると信じます。

素晴らしいメッセージに、心から感謝します。

ありがとうございました。

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深沢　真太郎　様

都内の株式会社******という企業で役員をしております、
**********と申します。30歳の男です。

書籍「徹底的に数字で考える」を拝読させて頂きました。
（先週偶然Amazonでこちらの書籍を見かけ購入させて頂きました。）

私は社内において財務に関連する業務に就いております。
経理ではないのでどちらかというと管理会計寄りな任務を担っております。
プロ野球や競馬など様々なデータを取り扱うジャンルが好きな性格でございまして、
本書籍の内容がとても「わかる！わかる！」という感覚でして
あっという間、およそ1時間半で1周目の読了となりました。

この度メールをお送りさせて頂きましたのは当著書が素晴らしいという事の
感想をお伝えしたかったのではなく、、、

『深沢様にどうしたらご相談する機会を得られるのか』

を知りたくてメールを綴らせて頂いております。

（著書が素晴らしいのは言うまでも無く人生の書棚の1冊に完全ノミネート確定でございます！）

私の現在の仕事の環境は同一株主の資本が投入されている関連会社達と協力して
新規ビジネスや既存領域の拡大などを行ったりの日々なのですが、

個社単位の収益は大半の会社が赤字…
黒字化できている会社に不当(厳密にはグレー)な調整請求を要求し無理やり黒字化…
実態は赤字なので税金は滞納…社会保険料も滞納…
黒字の会社は赤字の会社の資金繰り補填の為にキャッシュを奪われ…
我々(を含む黒字企業)の事業拡大は遠のく…
赤字を叩いている経営者はその自覚が無く…
共同ビジネスは当然上手くいくわけがない…

この様な状態であり所謂ベテラン管理職(厳密に言うと関係会社の役員)などに至っては
サービス提供者としてのプライドのかけらを微塵も感じることができない
怠惰な仕事っぷりを発揮しており憤りを感じる毎日でございます。

(自己評価としては)真面目に自社社員の日々の成長や、所得向上、そして、
企業としての社会貢献性の高い仕事をしようと日々魂を燃やしているのですが
所謂”大人の事情”や”忖度”などの障害に阻まれ自社の事業拡大を思うように運ぶことができておりません。

今現在の私自身に感じている課題として自らの理屈によって他者へ影響を与える事の難しさです。
（「他人を変える事はできない」という大原則通りの障壁が目の前に現れている感覚です。）

様々な状況下に在る周囲の人達へ影響を与えるために「数字」という言葉を用いて
より具体的で強い説得力を体得しようと日々勉強の毎日でございます。

・関連会社の怠惰な経営者たちを数字という言葉を用いて自覚させたい→企業努力の搾取を防ぎたい
・自社の役員たちにも数字という言葉を用いてより強い影響力を与えたい→企業として成長していきたい
・必死に努力をしている周囲の人たちが報われる環境を実現したい→怠惰な人たちが搾取できない環境を実現したい

私自身は自身の能力を引き上げた先の目的はこの3点を現段階で掲げております。

今現在開始した活動の一つとして自社内においてお金の事や、働き方にかんする勉強会を開催し
自身がアウトプットする場、影響力を磨くための場、同じ志の仲間を増やす為の場を設けております。

アウトプットの為にはインプットが必要なので様々な書籍や勉強会などにも参加しております。
その過程で深沢様の書籍と出会うことができました。

書籍を拝読させて頂き湧いて出てきた感情として、

「「この人から学びたい」」と素直な感情が強く強く芽生えました。

誠に勝手な内容の不躾なメールとなってしまい大変申し訳ございません。
失礼を承知の上でご連絡させて頂いております。

私ごとではございますが、「40歳までにJRA個人馬主になる」というミッションを自身に課しております。
「直近2年以上の年収が1700万円以上かつ個人保有資産7500万円以上」という資産要件なのですが
この高いハードルを乗り越えるためにはビジネスシーンにおいて自身の知識・能力・経験…など
様々な要素を高めていき事業で成功する必要があると認識しております。

しかしながら前述のどうしようもない環境、無能で怠惰な経営者たちすらどうすることもできない現在の自分では
10年後にJRA個人馬主になる事など到底できないと自覚もしております。
自身の能力の低さ、努力の不足を痛感しております。

あとがきにあった「変化」という言葉をめにして、涙がでました。
日々悔しくて、報われない人達を救えない日々がとても悔しくて、
自身の能力をもっと引き上げたい、理論武装したい、結果を出したい、経験を積みたい。

自身が将来の為に取るべき行動や学ぶべきことは何か…
この戦いのような日々は価値あるものなのか…
意味はあるのか…誰かの役に立っているのか…

何か、ヒントでも頂けたらと考え深沢様にお伺いできればと思い長文を送り付けてしまいました。
お忙しいところこの様なメールをしてしまい本当に申し訳ございません。

藁にもすがる思いでご連絡させて頂きました。

お返事頂けたら嬉しいです。何卒よろしくお願い致します。

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