深沢真太郎のひとりごとblog 

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「徹底的に数字で考える」読者メッセージで感じたこと

ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。

 

 

 

最新刊の読者からいただいたメッセージ。
こんなに長いメッセージは初めてかもしれません。この方は「患者」を相手にする仕事をしています。
もしかしたらいま大変なのでは。。。
そんな中、お人柄が滲み出る明るいメッセージ。
エネルギーをもらいました。

 

どんな仕事も必ず誰かの力や勇気になっていると思います。
いま世の中は大変な状況ですが、頑張りたいですね。

 

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明るく過ごすこと。

「ありがとう」を伝えること。

 

 

いまだからこそ大事だなと思って、皆さんにもシェアいたします。
読むのに2分くらいかかりますが、よろしければどうぞ。

 

————————————————
深沢真太郎様はじめまして。
山口県で、※※※※※※※を経営しております、※※※※と申します。

今日、深沢さんの「徹底的に数字で考える」を読みました。
最後に、「ぜひメッセージをください」とあったので、「ぜひメッセージしたい」と思い、こうしてメールを書いています。
一番心に残ったのは、「知らんがな」のフレーズがやたらと出てくる(笑)、最後の章でした。

「あなたの仕事はなんでしょうか。あなたの仕事は、数字で語れないものを誰かに提供することです。そしてそれを提供し続けることです。では、そのためには何が必要か。私の答えは、人間らしく、人間にしかできない方法で、数字を作ることです。もっと人間的に、もっと直感的に、「知らんがな」と思うことすらも数字で語れる人になることです。機械にはできないことをすることです。」

「人間を豊かにできるのは、人間だけです。」

この、最後のフレーズが大好きでした。
私は、父から経営を継ぎました。2代目です。
ただ、「継いだ」と言っても実際には屋号を継いだだけで、父の代とは全く違う売り方へと方向転換しました。
直感が働くタイプ、自身で言うのもなんですが、その直感が当たるタイプで、なんとなく感覚的に「これだ」と思うことを選んできました。
経営もそれなりに安定しているし、数字も大事かもしれないけれど、いいじゃんそれをやらなくても経営が成り立つのなら・・・と思ってきました。
1年前、経営者のチームに加入しました。
そこには、意識が高い経営者の方が沢山います。
そして、私が時間を共にする相手も、経営者である割合が高くなりました。
その中で、つい最近アドバイスを受けて大きな衝撃を受けたのは「あなたの話には、数字が出てこない」でした。

「言いたいことは分かるけど、イマイチ心に刺さるものがない」という意味だと思いました。
おそらく、深沢さんのおっしゃる「信頼」ですね。
初めて真剣に、「数字」の重要さを、感覚的に強く感じた瞬間でした。
そのわずか数日後、3日間かけて、経営者の在り方について学ぶ機会がありました。
講師は、事業で実績を出し続けている方々でしたが、なぜか皆さん幸せそうな方で(私が人を選ぶ基準の一つに、「幸せそうかそうでないか」というのがあります。←これも数字で表せるのでしょうね(^^))。

その講義の中で、数字から何が見えるか分析する時間がありました。
それまで、ディスカッションでも沢山発言し、楽しく時間を過ごして来た自分が、その時間になった瞬間、一言も話せなくなりました。
自分自身で衝撃でした、私はこんなにも数字が読めないのかと。
その数字が何を表していて、何が予測できるか、さっぱり分からない。

数日前に言われた「あなたの話には数字が出てこない」とうい言葉が、強烈に思い出されました。
そして、その幸せそうな講師の方々が、やっぱり幸せそうな顔で、「経営者ならば、数字で会話ができないとねぇ(^^)」とおっしゃったのですね。
その時に「数字が読めるようになろう!!」と思いました。
強烈に、数字が読めるようになりたいと思った瞬間でした。
その後すぐ、つい先日になりますが、娘が本屋に行きたいというので、一緒に行きました。
その時に、たまたま、深沢さんの「徹底的に数字で考える」を見つけました。
タイトルが目に飛び込んできて、ページをめくったら、とてもシンプルに、きれいに整理して書かれている印象があったので、「これなら読めそう」と即買いして、今日、一日で読みました。
一日で本を読み終えたのはおそらく初めて、気になるところに付箋をつけたのも、この本が初めてです(笑)。

深沢さんが書かれているように、そもそも「数字を読む」ということの解釈が間違っていました。。
「数学ができない、数字が嫌い」だったし、「だって私は直感が冴えているから数字なんて読めなくて大丈夫」と思っていました。
同時に「何となく、数字が読めた方がいいんだろうな」とは思ってきました。

でも、根本的に違うんですね(^^)
私にしかできないものや、数字では決して表せない豊かさを患者様に提供するために、だからこそ、数字を作る必要がある・・・それを「楽しみの要素を持って」、とういのが、とても腑に落ちた気がして、その少し前に書かれていた「数字と戯れる」というフレーズは、まさに「そうだなぁ♪」と。
(会社の雰囲気の良し悪しを測るのに「誉め言葉の数」を基準に数値化する部分もとても興味深かったです(^^))

「数字を読む」という作業は、本当に気難しい印象がありました。
「数字が読めるようになりたい!!」と意気込んだはいいけれど、この1年かけて、良く分からない数字だらけの表を見てその数字に揉みくちゃにされ、四苦八苦して、もがく様にして身につけるしかないんだろうな・・・と(笑)。
でも、深沢さんの本を読み終えて、「楽しみながら数字を作ってみよう、読んでみよう、そういう感覚でいいんだ」という気持ちになりました。
「おわりに」に書かれていた、「あなたが本当に手に入れたいものは、おそらく、数字で考える力ではありません。あなたが本当に欲しいものは、ビジネスパーソンとしての変化ではありませんか?」

・・・まさにそうです(^^)

患者様から、ほかの経営者の方々から、今も信頼がないわけではないけれど、「圧倒的に」信頼されたい(笑)。
なんだか、深沢さんの本を読んで、「数字を読む」ということへの印象が変わっただけでも、生まれ変わった気分です(^^)♪
妄想を繰り広げて、身の回りのできごとを数字で考えてみる習慣を、そして、そこから自身のビジネスに対しても数字が読める、数字が作れる自分になります(^^)
半年後、1年後、数字と戯れる自身であれたらなぁ・・・と思います。

この本に出逢えてよかったです、本屋さんで「あ!この本良さそう!」と思った直感は当たりでした(^^)
最後に、余談になりますが、「知らんがな」というフレーズがやけに文章にしっくり馴染んでいて、もしかして深沢さんは関西のご出身かな?と思いました(^^)
長くなりました。
また、なにか変化に気づいたら、メールさせていただこうかと思います(^^)

コロナウィルスの影響で情勢が騒がしくなっていますが、どうぞお体にお気をつけて、笑顔でお過ごしになれますように(^^)

失礼いたします。

 

 

 

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