ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
経営者はみな、「人がすべて」だと言う。
再来月に、経営者向けに講演する。
その時もおそらく話すであろうことを少しだけ。
理系・文系ではなく、
数学のお勉強ができるかどうかではなく、
「数学的な人材」を採用してください。
あるいは育成してください。
数学の教育的意義は大きく２つある。
・理工系分野で活躍するための言語を習得するため
・思考力を身につけるため
あえてAI（高性能な計算機）という言葉を使うならこうなる。
・AIをもっと良くするための数学
・AIができないことをするための数学
AIができないこととは、AIに何をさせるかを考えること、
AI に解かせる問題を創出すること。
ひとことで言えば、思考力ということになる。
問題解決は、AIがする。
問題創出は、人間がする。
数学もすでに誰かが考えた問題を解くことより、
誰も考えたことのない問題を産み出すことの方に価値がある。
「どうすればぐにゃぐにゃした図形の面積を求められるか」みたいな。
誰かが作った数学の問題を解くことができる人（＝数学ができる人）ではなく、
誰も考えたことのない問題を産み出す人（＝数学的な人）がいい。
じゃあどうすれば数学的な人物は育つか。
単純化すれば、次の３つを身につけさせることだ。
①定義する能力
②論理的に思考する能力
③構造化する能力
これはビジネスパーソンだけではない。
昨年から登壇しているプロスポーツ選手の研修においても同じことを言っている。
ここからは講演会だけでお話すること。
あるいは弊社のミニセミナー＆相談会にぜひお越しを。
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