研修の参加者には２種類いることをご存知ですか　〜ビジネス数学教育家・深沢真太郎〜

数日間、北海道におりました。

研修の登壇を２本こなし、東京へ戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビジネスセミナーには「学びに来る」人と「確かめに来る」人がいます。

 

参加者の中に興味深い方がいました。

いろんなセミナーに参加し、講師の話し方を観察しているというのです。

もちろんそのセミナーの内容を学びつつではありますが、

講師（つまり人前で話すプロ）の話し方や説明技術を観察しに来ている。

自分の考え方や説明話法がプロと同じかどうか、正しいかどうかを確認しに来ているのです。

 

面白いですね。

 

参加理由なんて何でもOK。

その人にとって妥当な理由があればそれが立派な参加理由です。

幸いにも私のデリバリーはその方にとって発見があったようでご満足いただけたよう。

何よりです。

 

ビジネスセミナーには「学びに来る」人と「確かめに来る」人がいる。

 

実はこのエッセンスは、私がビジネス数学インストラクター養成講座でも伝えている内容です。

講師は参加者がそのどちらかを一瞬で見極め、最適なコミュニケーションをすることが必要になります。

 

例えば「確かめに来る」の人はそのテーマにおいて一家言ある可能性が高い人物。

だから出来るだけその方には様々な質問やコメントを求めるコミュニケーションをあえてすることで、（ある意味で）気持ちよく喋ってもらうことも大切なことです。

なぜなら、この人は「自分がすでにそのテーマをちゃんと勉強している」ということを講師にも言いたいから。

「オレ、このテーマはそれなりに知ってますよ」感を出したいんです（笑）

そういうインサイトに気付いてあげて、あえてその方にスポットライトを当てる。

それだけでこの方は気分がいいのです。

 

 

いい講師とダメ講師の差なんて、このようなほんのちょっとしたところの違いでしかありません。

知っているかどうか。

それを実際にやっているかどうか。

それだけです。

 

週末にはビジネス数学インストラクター養成講座８期を迎えます。

今から楽しみです。

 

 

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