ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。
みずほ銀行さんの主催する経営者講演会に講師として登壇。
若手からベテランまで、幅広い年代と業種の経営者の皆様とご一緒しました。
私も株式会社の代表取締役であり、社団法人の理事。
経営者です。
共に世の中を良くする仲間として、皆様と楽しく過ごしました。
実は経営者講演会だけは他の研修と違います。
具体的には、その場の定義が違う。
一般的な研修はいわゆる「育成」や「学び」の場。
提供するのは「教育効果」である。
一方、経営者講演会は実は「交流」と「接待」の場。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんね（笑）。
経営者の皆様は口では「勉強しにきました」とおっしゃいます。
百戦錬磨の賢い皆様ですから、そうおっしゃいます。
でも本当の目的は、経営者同士の交流であり、銀行との関係強化です。
実際、私の講演会の後にはアルコールと豪華な食事まで出る懇親会がある。
それが皆様の楽しみであり、本当の目的です。
それがいけないのではありません。
そういうものなのです。
だから私も喜んで懇親会に参加し、アルコールもいただいてきました。
交流を楽しむ場なのですから、存分に楽しんできたわけです。
ですから講演会を預かるスピーカーは、
そのあたりの空気と塩梅を知っていないといけない。
このような講演会で、クソ真面目でクソつまらない話をしてはいけない。
一生懸命、真面目にやってはいけないのです。
提供するのは「楽しかった」「面白かった」という気分でいい。
なぜなら、経営者は教育されるお立場ではなく、
むしろ誰かを教育したり導いたりする立場だから。
そして彼らに必要なのは「いい気分」でいることだから。
経営者が不機嫌だと、その会社の業績は落ちます。
そういうものなのです。
だから経営者の皆様には常にご機嫌でいてもらわないと困ります。
経営者が不機嫌→会社が機能しない→世の中が幸福にならない
いいことが何もありません。
だから（BtoBに限りませんが）講師と呼ばれる人は、経営者につまらない話をしてはいけない。
いい気分になってもらえるような仕事をしなければならないのです。
経営者は教育されるお立場ではなく、誰かを教育をする立場。
だから、彼ら自身を教育しようとしてはいけない。
懇親会までの時間を、楽しく過ごしていただければ良いのです。
これは経験を積んだ講師でないと理解できないことかもしれない。
でもとても大切なこと。
私のビジネス数学インストラクター養成講座でも必ず教えることです。
おかげさまで大変喜んでいただきました。
いい仕事をするとは、こういうことだと私は思います。
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note 深沢真太郎 ビジネス数学教育家
深沢真太郎の小説家デビュー作「論理ガール ~lonely girl~」
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