ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
このブログもいろんな連載も何でもそうですが、
実際の生活や仕事に密接したテーマのほうが話は面白い。
教育者の(たとえば深沢の)正論もそれはそれで「なるほど」だけど、
何かトクする情報が欲しい。
それが読者の皆様の正直な気持ちでしょう。
というわけで、今回は身近なテーマ。
買い物をするとき、「おいしい数字」に惑わされないための考え方についてお話しましょう。
たとえばこんなことがありました。
先日、スーツを中心に展開しているアパレルブランドからハガキが届き、
このようなセールスプロモーションがご案内されていたのです。
スーツA:¥5,000 OFF(¥29,000+税以上の商品)
スーツB:¥3,000 OFF(¥19,000+税以上の商品)
シューズ:¥2,000 OFF(¥9,900+税以上の商品)
スラックス:¥2,000 OFF(¥5,900+税以上の商品)
数字が苦手な人や、数字に惑わされてしまう人は、
このような情報を見たときどう思うかというと、こう思います。
「え〜? 結局どれが一番おトクなの〜?」
わかります。
もちろんわかります。
でも、申し訳ありませんがそれは考え方が違います。
なぜか。
たとえば、このようなタイプの方にこういう質問をしてみます。
「ところで、あなたにとっておトクとはどういうことですか?」
すると、「…??」という反応がほとんどです。
質問の意味がわからなかったのかもしれません。
いったい何が言いたいかというと、
おトクの定義がなされていない状態で、
どれが一番おトクなのかなんて、決められるわけがないよね。
ってことなんです。
割引率がもっとも高いものがおトクなのか、割引額がもっとも高いものがおトクなのか、…
定義が明確にされていない。
だから、簡単に決める(選択する)ことができない。
だから、迷う。惑う。悩む。
そういうことだと思います。
数字の話ではあるけれど、これはきっと思考の話です。
詳しくは、こちらで。
Suzie(スージー) 最新記事を公開しています。
おいしい数字に惑わされるな!
お得な買い物が迷わずできる考え方
http://suzie-news.jp/archives/16613
深沢真太郎
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ビジネス数学の専門家 深沢真太郎
~数字が苦手な人の救世主~
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