ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。
本日はある企業研修案件でパートナー企業と軽い打ち合わせ。
その際に出た話題をここでもご紹介。
「研修講師って、2種類いるんです」
どういうことか。
ひとつは実務家。
例えば私の分野ならデータサイエンティスト、公認会計士、統計学者など。
ある実務のスペシャリストであり、極めて専門的なノウハウを持つ。
もうひとつは教育家。
あくまで育成のプロフェッショナルであり、「人」がビジネスの対象となる。
優劣の話ではなく、区別の話です。
申し上げたいのは、
企業が研修を企画する際はきちんと定義しないといけないということ。
「実務」の研修なのか、「育成」の研修なのか。
わかりやすい例で説明すれば、
マーケティング部員にデータ分析のノウハウをインプットさせたいなら、
「実務」の研修になる。
実際にそれをやって結果を出してきた人物が講師でなければならない。
ただし、その人物は育成の専門家ではない。
「教える」ことはできるが、おそらく「育てる」ことはできない。
一方、新入社員などに数字の重要性を理解させたいなら、「育成」の研修になる。
講師は統計の学者である必要はないし、データサイエンティストである必要もない。
極端な話、文系出身でまったく数字なんて好きではない人物が講師でもいい。
ただし、その人物は育成が仕事であるから、
人に影響を与えることができる人間力が必要となる。
名選手、名監督にあらず。
なんて言葉もありますが、これはビジネス研修の世界でも同じなんです。
もしこのブログを読まれている方で、
これから何か企業研修を企画するとしたら、しっかりおさえて欲しい。
その研修は「実務」か「育成」か。
その研修に必要な講師は「専門知識」か「人間力」か。
ここを間違えると、その研修で悲劇が起こります。
ですからもし私にご相談いただく際にもご注意ください。
私は「育成」の研修講師です。
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note 深沢真太郎 ビジネス数学教育家
深沢真太郎の小説家デビュー作「論理ガール ~lonely girl~」
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