ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。
書籍のご紹介。
今日はこの１冊をチョイス。
感動する説明「すぐできる」型
犬塚壮志／PHP研究所
https://www.amazon.co.jp/dp/4569843360/
著者は教育コンテンツ・プロデューサーの犬塚壮志さん。
理系。元予備校講師。企業研修。教育プロデュース。
とても共通点のある方です。
説明する。
教育関係者もビジネスパーソンも、あるいは学生や主婦の方も。
みんな必要な行為です。
「わからない」「つまらない」
そんな説明は誰もハッピーにしません。
私も研修講師や著者として活動しているため、
「説明する」という行為は日常茶飯事。
そんな私が大事にしているのは、数学的であること。
数学的な説明とは直線的であること。
そして、“つながる瞬間”を作ること。
“つながる瞬間”とは、
「そういうことか！」
「あ、だからあのとき・・・！」
「そうか、あのことと同じなんだ」
「ようやくしっくりきた」
・・・・・・・・・
そんな瞬間のことを指します。
数学という学問の最大の楽しみはこの瞬間を味わえることにある。
それはある種の快感。
だから数学的に説明することは、聴き手にある種の快感をプレゼントできる。
最強です。
失敬、私の話になってしまった。
申し上げたかったのは、同じようなことがしっかり書かれている本だったということ。
「型」を提示してあげるのはビジネス書の王道。
体型立てて理解できるので読者に優しい。
タイトルにビビッときたらぜひ読んでみてください。
いい本です。
余談。
犬塚氏はかつて、コミック「金田一少年の事件簿」がお好きだったとか。
よくわかります。
私はドラマ「警部補・古畑任三郎」が好きすぎてマニアです。
おそらく好きの理由は近いはず。
そういえば金田一少年も古畑任三郎も、
最後は犯人に「説明」をしていました。
犯人はあなたしかいないという主張を。
それは感動するほどのわかりやすさで。
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