ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
こんな時代ですから、
「データがなくて困る」ということは少なくなっていくでしょう。
スポーツですらデータを活用して練習を設計したり、
試合中の軌道修正を図ったりします。
極論、「データ」は何でも揃う時代になるのです。
しかし、あなたの職場にこの症状にかかっている方はいないでしょうか。
「データをそのまま伝えるだけ」症候群
会議資料に書かれているデータをそのまま読み上げて終わる。
求められたデータだけ報告して終わる。
どこかで調べてきたデータをただ集計しグラフ化しただけで仕事を終える。
「数字で説明して」ということの意味が正しく理解できていないのかもしれません。
これでは、ロボットがすることと同じです。
たとえばこのようなニュースを見るにつけ、私はそんなことを考えてしまいます。
私もニュースマスターとして参加している、
文化放送「The News Masters TOKYO」の昨日のニュース。
日本、17年は1・3%成長 IMF、見通し上方修正
http://www.joqr.co.jp/nmt/column/72513.php
「1.3%」や「0.1ポイント」
もちろん数字としては認識できます。
でも、単にこの数字(事実)を伝えるだけで、どれだけの人がそこに「実感」を持っただろうか。
どれだけの人にきちんと伝わっているだろうか。
どれだけの人が自分ごとにできたデータなのだろうか。
こういうときにほんの少しだけ人間の仕事を加えることで、
その数字に血が通い、多くの人が自分ごとにできるのではないかと思います。
「データをそのまま伝えるだけ」症候群。
撲滅していきたいですね。
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<深沢真太郎のビジネス数学カフェ>
「ビジネス数学的」デキる人っぽい言い回し(その2)【ビジネス数学カフェ 20170719 Vol25】
すまいるエフエム「めざせ!スキ度UP」内コーナーにて放送中(FM76.7MHz)
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ビジネス数学の専門家 深沢真太郎 〜数字が苦手な人の救世主〜
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<BOOK> 深沢真太郎の著作一覧
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<Column> 文化放送「The News Masters TOKYO」
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