【すべての“課長さん”に贈る、8冊目の新刊】
2015年6月中旬 発売予定 どうぞご期待ください!
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“数字力”トレーニングの専門家、深沢真太郎です。
「ビジネス数学」という教育テーマを提唱しています。
昨年より講義をお預かりしております多摩大学。
今期の講義もスタートしています。
今日のメインテーマは、
増え方(減り方)を数字で捉えよう。
なんとなく「増えていますねぇ」じゃなくて、
どう増えているのかを捉える。
例えば金利。
ご存知、単利と複利は「増え方」が違います。
単利は階段のように直線的に増えていく。
数字で捉えると、足し算で増えていくことになります。
(例)100万円を5%単利で3年間運用
⇒100万円+100万円×0.05+100万円×0.05+100万円×0.05=1,150,000-
それに対し、複利は曲線的に(イメージとしては倍々)で増えていく。
数字で捉えると、これは掛け算で増えていくことになります。
(例)100万円を5%複利で3年間運用
⇒100万円×1.05×1.05×1.05≒1,157,600-
では、次の変化は単利、複利どちらのモデルだろうか。
パソコンを購入してからの所用日数が増えれば増えるほど、
慣れてくるが故に、タイピングにかかる所用時間は短くなる。
日数が増えれば増えるほど、所用時間は減る。
そこまでは誰でもわかる。
大事なのは、
どう減るのかということで。
こういうことが、定量的に捉えるということ。
つまり、数字で考えるということなのです。
ちなみに、先ほどの問題は複利のモデルです。
多摩大学の皆さん、また来週。
深沢真太郎
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