ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
私の研修のアイスブレイクや演習のひとつに、
「数字を使って自分のプチ自慢をしてください」
というものがあります。
せっかく自慢できることなら、
その良さ・スゴさ・素晴らしさが伝わるよう、
数字を使っていただいたほうがいいに決まっています。
たとえば(あまりに単純な例ですが)
「めっちゃ痩せたんです!」よりも、
「3ヶ月で10kg痩せたんです!」のほうが
“いいね”がたくさんもらえるはずです。
ところが、先日このことについてある女性の方と雑談していたところ、
思わぬ言葉が返ってきました。
「なんかあまりに具体的すぎる内容の自慢は、嫌みな気がして…(気が引ける)」
驚きました。
具体的なほうがいいじゃないですか。
意味がわからない。
そういえば、こんな話があることを思い出しました。
講師の世界で言われることのひとつですが、
アメリカの講義はジョークで始まる。
韓国・中国の講義は自慢で始まる。
日本の講義は謙遜で始まる。
これは、講師が謙遜することは実は聴講者に失礼にあたるのだという意図での比較表現です。
自慢しろとは言いませんが、「私のような者が高い所から…」なんて言う講師の話を
誰がお金と時間を使って聴きたいと思うだろうか。
話を戻します。
申し上げたいのは、日本人は自慢が苦手なのだろうなということ。
自慢しましょうよ、堂々と。
そして誰かの自慢に対して、“いいね”をたくさんあげましょうよ。
そのほうがお互い気持ちいいじゃないですか。
そのほうが世界は美しいじゃないですか。(らしくないこと言っていますが)
ましてビジネスなら、自慢できなければどうしようもありません。
“いいね”をもらえなければ、仕事は永遠に楽しくなりません。
もちろんそのときには、できれば定量的な自慢のほうがいいですよね。
ビジネスパーソンの皆さん、堂々と自慢しましょう。
私が研修で行うアイスブレイク「数字を使ってプチ自慢」には、
そういうメッセージが込められています。
伝わっているだろうか。
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