ビジネス数学の専門家、深沢真太郎です。
皆さん、AI(エーアイ)という言葉が好きですね。
たしかにこれからは人工知能が活躍し、それに頼る世の中になるはず。
どんな世界になるのか、想像してワクワクする方も多いでしょう。
では人材教育を生業にする者(もちろん私も)は、
このテーマで具体的に何を想像するべきなのでしょう。
私はこう思うのです。
「じゃあ、人間は何すんの?」
要するに人間の役割ってなんだろうってことですね。
そんなことを想像しながら、どう教育を変えていくかを考えねばなりません。
算数や数学の教師なら、どんな授業にするべきか。
企業の人材担当者なら、どんな人材を採用していくべきか。
制度や仕組みを考えるエラい皆様なら、どんな仕組みにするべきか。
考えねばなりません。
先ほどの「じゃあ人間は何すんの?」という問い。
私は現時点、このような答えを持っています。
問題解決 < 問題創出
これまでは問題解決することが人間の仕事でした。
しかし、極論ですがこれからはAIが問題解決してしまう。
だとするならば、人間の仕事は新たな問題をつくることではないでしょうか。
人間が問題を創出する。
↓
AIなどに問題解決させる。
↓
世の中に「改善」と「幸福」が増える。
与えられた答えのある問題を解く(解決する)算数や数学の授業は、
完全に時代遅れということになります。
そうではなく、どうせ考えさせるなら「問題を創る」というアプローチでいきたいものです。
「三角関数のサインとコサインはどちらが世の中に貢献しているか?」
という問題。
「深沢真太郎の残りの人生に必要なお金はいくらか?」
という問題。
どんな問題をつくることが、楽しいのだろう。
どんな問題をつくることが、人の役に立つのだろう。
そんなアプローチの数学があるといいよね。
もちろん私のビジネス数学は、そこにアプローチする新しい数学です。
問題解決の時代は終わります。
問題創出の時代が始まります。
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深沢真太郎のビジネス数学カフェ
「論理」と「理論」、正しく使い分けてる?【ビジネス数学カフェ 20170914 Vol33】
すまいるエフエム「めざせ!スキ度UP」内コーナーにて放送中(FM76.7MHz)
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